今週のおんな城主 直虎:第2回「崖っぷちの姫」 “親今川派”政直が画策 今度はおとわと鶴丸が夫婦に?

「おんな城主 直虎」第2回「崖っぷちの姫」の一場面 (C)NHK
1 / 4
「おんな城主 直虎」第2回「崖っぷちの姫」の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第2回「崖っぷちの姫」が15日に放送される。おとわ(新井美羽ちゃん・のちの直虎)は命がけの策で、今川の追っ手から亀之丞(藤本哉汰さん)を逃すことに成功。一方、今川との関係を重視する小野政直(吹越満さん)は、息子の鶴丸(小林颯さん)とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策する……。

あなたにオススメ

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリーで、激動の世を“はざまの土地”で生きる井伊家の視点で描いていく。

 8日放送の第1回「井伊谷(いいのや)の少女」は、天文13(1544)年、遠江の国・井伊谷で幸せな日々を過ごしていたおとわに幼なじみの亀之丞との縁談話が舞い込む。しかし亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士さん)が、主家である今川義元(春風亭昇太さん)に謀反の疑いをかけられ……という展開だった。

 第2回では、謀反人の嫡男として今川の追っ手に命を狙われる亀之丞を逃がすため、おとわはある秘策を思いつく。おとわの命がけの策が功を奏し、亀之丞は無事に信濃へと落ち延びる。以前から直満と対立していた政直は、今川家の目付として井伊家中の実権を握ろうとする。井伊直平(前田吟さん)と重臣・中野直由(筧利夫さん)は政直が今川と手を組んで直満を陥れたと疑っており、激しく反発する。だが、そんなことは気にもとめない政直は、息子の鶴丸とおとわを夫婦にし、井伊家の家督を継がせようと画策する。

 「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事