レッドタートル ある島の物語:「アカデミー賞」長編アニメ映画部門候補に ジブリ作品は4年連続

「レッドタートル ある島の物語」のビジュアル (C)2016 Studio Ghibli - Wild Bunch - Why Not Productions - Arte France Cinema - CN4 Productions - Belvision - Nippon Television Network - Dentsu - Hakuhodo DYMP - Walt Disney Japan - Mitsubishi - Toho
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「レッドタートル ある島の物語」のビジュアル (C)2016 Studio Ghibli - Wild Bunch - Why Not Productions - Arte France Cinema - CN4 Productions - Belvision - Nippon Television Network - Dentsu - Hakuhodo DYMP - Walt Disney Japan - Mitsubishi - Toho

 スタジオジブリの長編最新作「レッドタートル ある島の物語」(マイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督)が、世界最高峰の映画の祭典「第89回アカデミー賞」の長編アニメーション映画部門にノミネートされた。ジブリ作品が同賞にノミネートされるのは、「風立ちぬ」(宮崎駿監督)、「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)、「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)に続き、4年連続。2月27日(日本時間)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開かれる授賞式で発表される。

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 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは「外国人を起用して作った初のジブリ作品がノミネートされてものすごくうれしいです」と喜び、マイケル監督は「(ノミネートに)うれしく思います。多くの献身と情熱をもってこの作品を作った私たちすべてにとって、素晴らしい名誉です」とコメントしている。

 「レッドタートル」は、「岸辺のふたり」でアカデミー賞短編アニメーション映画賞などを受賞して高い評価を得たマイケル監督の長編初監督作品。物語は、嵐の中、荒れ狂う海に放り出された男が、九死に一生を得て無人島にたどり着く。男は島からの脱出を試みるが、見えない力で何度も島に引き戻されてしまう。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れ……というストーリー。

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