アニメ質問状:「うらら迷路帖」 キャラの描きやすさ「紺は鬼門」

アニメ「うらら迷路帖」に登場するキャラクター「紺」(C)はりかも・芳文社/うらら迷路帖製作委員会
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アニメ「うらら迷路帖」に登場するキャラクター「紺」(C)はりかも・芳文社/うらら迷路帖製作委員会

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、「うらら」と呼ばれる占師を目指す少女たちの日常を描く「うらら迷路帖」です。鈴木洋平監督とキャラクターデザインの大塚舞さんに作品の魅力を語ってもらいました。

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--作品の概要と魅力は?

鈴木:カラフルな世界観と、女の子たちそれぞれの個性的な優しさにつつまれるようなやりとりを見ていただきたいです。

大塚:和風テイストな明るく可愛い世界観の中に、時折見える闇が、気になる作品です。

--アニメにするときに心がけたことは?

鈴木:キャラクターについては、デザイナーが大塚さんなのでお任せすれば心配なかったので、背景や色彩などで原作の美しさが再現できればと意識しました。

大塚:可愛さを損なわないように、キャラ修正をいっぱい入れました。

--作品を作るうえでうれしかったこと、逆に大変だったことは?

鈴木:初めて色がついて背景と合わせたとき、私が思っていた迷路町の空気そのままだったのでとてもうれしかったです。今回は美術監督の奥村泰浩さん、色彩設計の石田美由紀さんのお力が特に大きかったと感じています。

大塚:作品のウラ話ですか……?  う、うららは神様の正体を占ってはいけないのです!

--千矢、紺、小梅、ノノの4人組で一番のお気に入りは?

鈴木:自分に自信があると自分では思っているんだけど、すぐグラっときてしまう紺が……共感できて好きです。あと、ある意味千矢より天然なところも。

大塚:描きやすさ的には千矢→小梅→ノノ→紺です。紺は鬼門です。

--今後のみどころを教えてください。

鈴木:8話で、みんなで泉へ泳ぎに行くのですが、それぞれの水着姿と新しい髪型がとても可愛いのでご期待ください。

大塚:いよいよ!九番占試験ですよ!

監督・鈴木洋平、キャラクターデザイン・大塚舞

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