プロバスケットリーグ・Bリーグの「川崎ブレイブサンダース」に所属する篠山竜青選手が25日、東京都内で行われたWOWOW主催のNBAパブリックビューイベントに登場。これまでのBリーグを振り返った篠山選手は、「好調は維持できています。よりチームを強くして、いい状態でプレーオフに入れるようにしていきたい」と意気込み、優勝の自信を聞かれると、「初代王者を取るというのは歴史に名を残せること。優勝だけを目指して意識高くやっている。自分たちのバスケをやれば優勝する自信はあります」と力強く語った。

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　5、6歳のころからNBAを見ているという篠山選手は「今はクリーブランド・キャバリアーズを応援していますね。どちらかというとチームというより、その年々で自分の中で応援する人がいて。今はカイリー・アービング選手を一番応援しています」と話し、今季の優勝予想を聞くと「キャバリアーズです。ファン込みで」と笑顔で明かした。

　また、NBAの魅力を聞くと、「一つのエンターテインメントとして、すべてがかっこいいところ」と答え、「例えば自分が小さいころ好きだったのは、試合を見るのもそうだったんですが、選手紹介が好きで。あと、タイムアウト中のいろいろなイベントとか。もちろん、華やかなプレー、身体能力が高いプレーもあるけど、試合以外のところでも本当にかっこいい」と目を輝かせながら語った。

　この日は「NBA レイカーズナイト　ビューイングパーティー」と題されたイベントで、「ロサンゼルス・レイカーズ対オクラホマシティ・サンダー」のパブリックビューイングのほか、篠山選手のトークショーなども実施。篠山選手は「NBA好きの人たちがたくさん来られていて、『まだ国内バスケは（見ていない）』という人もいると思うので、そういう人たちにNBAの話をしつつ、Bリーグのアピールを入れながら、少しでも国内リーグの会場に足を運んでもらうきっかけの一つになれるようにしたい」とトークショー前に意気込み、「もちろん一番頑張らないといけないのはコートの上でのパフォーマンス。ですが、コートの外でもやれることはたくさんあると思うので、そういう意味では今日のイベントを大事にしたいですね」と語っていた。

　WOWOWではNBAを毎週5試合生中継。28日午前9時から「ミルウォーキー・バックス対クリーブランド・キャバリアーズ」、3月1日午前9時から「ゴールデンステート・ウォリアーズ対ワシントン・ウィザーズ」をともにWOWOWライブで放送する。また、川崎ブレイブサンダースは、3月のホームゲームとして、同10、11日に京都ハンナリーズ戦、17、18日にシーホース三河戦を開催する。