ピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2017」で15代目王者に輝いたアキラ100%さんが28日、東京都内で優勝決定後に会見。裸になり、お盆で股間のみを隠してさまざまなことに挑戦するというネタで優勝を勝ち取ったアキラ100%さんは、今後、服を着る気持ちについて聞かれ「正直、着たくないんですよ。できればいけるところまで裸でいきたいなというのがあります」と力強く語り、「常に背水の陣。横も後ろもない状態で戦っていきたいなと思っています」とネタにからめて意気込んだ。
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アキラ100%さんは1974年8月15日生まれ、埼玉県出身。ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属で芸歴13年目。R-1ぐらんぷりには2008年の第6回から9年連続で出場。これまでの最高は昨年の準決勝進出だった。
“裸芸”は、以前コンビを組んでいたときのネタのひとつで、「『いろんな喫茶店』というネタがあって。喫茶ナチュラルという店があり、店員が真っ裸で出てくるという。それをピンで1人でやってました」とエピソードを披露。裸芸を続けてこられたのも、前回王者のハリウッドザコシショウさんがきっかけといい、「事務所にシショウがたまたま見に来てて、『あれええなあ』とほめてもらって。シショウからほめてもらうことあんまりないので、このパターンありかもしれないな、と」と明かした。
優勝賞金500万円の使いみちについて、アキラ100%さんは「春服を買いたいなと思っている」と笑わせ、「結婚しているので、広い家に住むのに必要な敷金、礼金とかそういうのにあてられれば」と現実的な願いも。ネタに欠かせない愛用のお盆は100円ショップのものだといい、「通販とか(東急)ハンズとかまわったけど、この軽さと大きさを考えると、100円ショップが一番いいんですよね。これいま製造中止になってまして、いま持っている15枚ぐらいをなんとか(やりくりして)使っている」と意外な悩みも明かした。
「R-1ぐらんぷり」は2002年にスタートし、今回で15回目。優勝賞金500万円をかけて、プロアマ問わず一人話芸の面白さ日本一を競う。過去には浅越ゴエさん、博多華丸さん、なだぎ武さん、あべこうじさん、じゅんいちダビッドソンさんや、前回はハリウッドザコシショウさんが優勝。今回は過去最多の3792人がエントリーした。司会は「雨上がり決死隊」が務め、桂文枝さん、関根勤さん、清水ミチコさん、ヒロミさん、板尾創路さんが審査員で、さらに視聴者からの「お茶の間d投票」で審査された。
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