星野源:監督から直筆の手紙でラブコールも「脅迫文ぽい感じだった」

劇場版アニメ「夜は短し歩けよ乙女」の完成披露上映会に登場した星野源さん
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劇場版アニメ「夜は短し歩けよ乙女」の完成披露上映会に登場した星野源さん

 歌手で俳優の星野源さんが9日、東京都内で行われた劇場版アニメ「夜は短し歩けよ乙女」(湯浅政明監督)の完成披露上映会に登場。主人公の“先輩”の声を演じている星野さんは、昨年10月ごろに湯浅監督から直筆の手紙が届いたというエピソードを披露。「『星野さんに“先輩”をやっていただいたら必ず面白くなると思います』と書かれていて、断れないなと」と告白。オファーした湯浅監督は、「お忙しそうだったので、『星野さんがやれば面白くなるんですけど』」と迫ったといい、その強引さに星野さんも「ちょっと脅迫文っぽい感じはありましたね。初めてのやり取りなのにすでに脅迫文」と振り返って苦笑いを浮かべていた。

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 完成披露上映会には星野さん、声優の花澤香菜さん、神谷浩史さん、お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さん、湯浅監督が出席。星野さんは、同作について「アニメーションの力って本当にすごいな、人間のイマジネーションの力って本当にすごいな、と感じる作品になりました」と手応えを語った。

 「夜は短し歩けよ乙女」は、第20回山本周五郎賞、2007年本屋大賞2位に選ばれ、累計売り上げは130万部を超えるベストセラー。“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”が、京都のいたるところで彼女の姿を追い求め、珍事件の数々に巻き込まれる……というストーリー。主人公の“先輩”の声を星野さん、ヒロイン“黒髪の乙女”を花澤さん、“先輩”の学友の“学園祭事務局長”を神谷さん、“先輩”の学友の“パンツ総番長”を秋山さんが務める。上田誠さんがシリーズ構成を担当し、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が主題歌を歌うなど「四畳半神話大系」のクリエーター陣が再集結する。4月7日公開。

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