藤原竜也:マイナス21度雪山過酷ロケ明かす 原作者・湊かなえは演技絶賛

4月スタートの連続ドラマ「リバース」のトークイベントに登場した(左から)藤原竜也さん、湊かなえさん、戸田恵梨香さん
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4月スタートの連続ドラマ「リバース」のトークイベントに登場した(左から)藤原竜也さん、湊かなえさん、戸田恵梨香さん

 俳優の藤原竜也さんが5日、東京都内で行われた4月スタートの主演連続ドラマ「リバース」(TBS系)のトークイベントに登場。この日は第1話の特別試写会も行われ、藤原さんは「2月からマイナス21度という長野の雪山で撮影していまして、すごくきつくて。ほぼほぼオールロケでシーンも多いし、非常に大変だった」と明かしつつ、「うまく次につながる、みんなが食いつくような1話を撮っていただいて、今まで出させていただいた作品とは違うものになっていたので、手応えというか、多くの人に見てもらえる作品になったんじゃないか」と自信を見せた。

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 イベントには原作者の湊かなえさん、共演の戸田恵梨香さんも登場。藤原さんは今回演じる“地味でさえない男”深瀬のことが「すごく好き」といい、「(周りに)背中を押されているんだけど先に進めないで、でも未来にきっと開けた世界が待っているとワクワクしながら生活しているんだけど、結局は踏み出せない自分がいて、モゾモゾしている。やっていて切ない部分、悲しい部分あるんだけど、ボクに合っているし、楽しいです」と語った。

 そんな藤原さんの演技は、湊さんから見ても「深瀬(そのもの)だった」といい、「服のセンスも悪いし、背中も丸いし、『深瀬、頑張りなよ。シャンとしなよ』って、藤原さんではなく、深瀬がそこにいたと思いました。『本物だ!』って」と絶賛していた。

 「リバース」は、「夜行観覧車」「Nのために」の湊さんの同名小説が原作。サラリーマンの深瀬(藤原さん)は、有名大学を卒業後、地味な人生を送ってきたが、ある日、恋人の美穂子(戸田さん)に「深瀬和久は人殺しだ」と書かれた告発文が送りつけられる。深瀬は、親友・広沢(小池徹平さん)が亡くなった10年前の“事故”の真相と向き合い、告発文の犯人を探すため、隠されていた数々の秘密を知ることになる……というヒューマンミステリー。

 深瀬の大学時代のゼミ仲間役で市原隼人さん、三浦貴大さん、「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さんも出演。ドラマは14日から毎週金曜午後10時に放送。初回は15分拡大版。

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