有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」は、22日から第8週「夏の思い出はメロン色」に入る。上京後初めての夏、お盆に実家に帰らないことにしたみね子は、乙女寮の仲間と海水浴に行く計画をする。一人里帰りした三男（泉澤祐希さん）は、訪ねてきた美代子（木村佳乃さん）や君子（羽田美智子さん）に、みね子や時子（佐久間由衣さん）の様子を伝える……。

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　みね子が上京して4カ月がたち、お盆休みが近づくが、寮の仲間たちはみんな帰郷しないと言う。そこで幸子（小島藤子さん）が海水浴を提案。早速、水着を買ってきてはしゃぐが、高い買い物をしてしまい申し訳なく思うみね子は、家族に手紙でわびる。迎えた海水浴の日。外はどしゃぶりで意気消沈する乙女たち。そこへ幸子の婚約者の雄大（井之脇海さん）と警察官の綿引（竜星涼さん）がやってくる。お盆休みに里帰りした三男のもとを、美代子と君子が訪ねてくる。

　「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。大家族の農家に生まれ、のんびりした少女に育った谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったのを機に集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。

　第7週「椰子（やし）の実たちの夢」では、澄子（松本穂香さん）は、仕事のミスを叱責された後、寮から姿を消してしまうが、実は一人で銭湯に行き、湯船でのぼせて病院に運び込まれていことが分かり、みね子たちは一安心する。時子は、テレビ局のオーディションを迎えるが、緊張から会場の雰囲気にのまれて、落選する。みね子は時子を元気づけようと三男に手紙を送り、幼なじみの3人は久しぶりに再会を果たす……という展開だった。

　「ひよっこ」はNHK総合で月～土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。