歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが9日、東京・渋谷の「Bunkamura シアターコクーン」で上演される第4回自主公演「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝〜」の初日を迎え、公開けいこ後に会見した。海老蔵さんは、不定期で出演予定としていた長女の麗禾(れいか)ちゃん、長男の勸玄(かんげん)君について「一応、浴衣は用意しているんですけど、子供なんで」と予測できない様子だった。
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出演の経緯については「(子供たちが)五右衛門大好きなんですって。『どこでやるの』って聞かれて『渋谷だよ』って言ったら『じゃあ、行く』って言ってましたね」とにっこり。「舞台をビデオに撮って麻央さんに見せるのか」という質問には「(今回は)見せないと思います」と語った。また7月に上演される「七月大歌舞伎」に出演する勸玄君について「形をつけないといけない。宙乗りは練習中です」と明かした。
会見には、共演の中村壱太郎さん、市川右團次さん、中山優馬さん、前野朋哉さん、山田純大さんも出席した。
「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝〜」は、2009年から上演されている人気演目「石川五右衛門」に手を加えた作品。人気マンガ「金田一少年の事件簿」「神の雫」などの原作者・樹林伸さんの設定を基に、海老蔵さん演じる大泥棒の石川五右衛門が海を渡って活躍する姿を描く。同所で25日まで上演する。