市川海老蔵:がん手術受け退院の中村獅童に「よかった」と安堵

舞台「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝〜」の会見に出席した市川海老蔵さん(中央)
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舞台「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝〜」の会見に出席した市川海老蔵さん(中央)

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが9日、東京・渋谷の「Bunkamura シアターコクーン」で上演される第4回自主公演「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝〜」の初日を迎え、公開けいこ後に会見した。海老蔵さんは、初期の肺腺がんで手術を受け、退院した歌舞伎俳優の中村獅童さんについて「よかったです。本当に」と安堵(あんど)した表情を見せた。
 
 海老蔵さんは、獅童さんと連絡を取り合ったことを明かしながら「お茶をしようって言っていました。調子がいいんでしょうね。大分、早い段階でうまくいったらしいので、そのタイミングで連絡した」といい「私もバタバタしているし、彼も病み上がりなので中日に(行けたら)」と明るく話した。

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 会見には、共演の中村壱太郎さん、市川右團次さん、中山優馬さん、前野朋哉さん、山田純大さんも出席した。

 「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝〜」は、2009年から上演されている人気演目「石川五右衛門」に手を加えた作品。人気マンガ「金田一少年の事件簿」「神の雫」などの原作者・樹林伸さんの設定を基に、海老蔵さん演じる大泥棒の石川五右衛門が海を渡って活躍する姿を描く。同所で25日まで上演する。

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