注目映画紹介:「魔法少女リリカルなのは Reflection」5年ぶりシリーズ最新作 少女たちの新たな物語が開幕

映画「魔法少女リリカルなのは Reflection」のワンシーン(C)NANOHA Reflection PROJECT
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映画「魔法少女リリカルなのは Reflection」のワンシーン(C)NANOHA Reflection PROJECT

 人気アニメ「魔法少女リリカルなのは」シリーズの劇場版最新作「魔法少女リリカルなのは Reflection」(浜名孝行監督)が22日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほかで公開される。2012年公開の「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s」のエンディングから約3カ月後の世界を舞台に、二つの世界と二つの惑星の運命を懸けたストーリーが展開する。

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 荒廃によって滅びゆく惑星エルトリア。フローリアン夫妻は惑星再生を夢見て研究を続けるが、夫グランツが病に倒れてしまう。娘のキリエ(声・佐藤聡美さん)は、姉アミティエ(声・戸松遥さん)が止めるのを聞かず、幼なじみのイリス(声・日笠陽子さん)と共に、父の救済と惑星再生の希望を求め、遥か遠い異世界の地球を目指す……というストーリー。高町なのは役の田村ゆかりさん、フェイト・T・ハラオウン役の水樹奈々さん、八神はやて役の植田佳奈さんら、同シリーズに出演してきた声優が続投した。映画「図書館戦争」「獣の奏者 エリン」などの浜名監督がメガホンをとった。

 前作の劇場版アニメから5年ぶりの第3弾。とにかく戦闘シーンに注目だ。スピード感と迫力あふれる技のぶつかり合いには、思わずまばたきするのを忘れてしまうほどだ。シリーズファンなら“らしさ”全開のせりふや魔法など、ちょっと懐かしい気持ちにも浸れることうけあい。「なのは」は激しいバトルアクションだけでなく、少女たちの友情物語も人気の一因。今作もカッコいいバトルを楽しむかたわら、ドラマチックなストーリー展開に、気づけば涙腺を刺激されているだろう。(遠藤政樹/フリーライター)

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