有村架純さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ひよっこ」は第17週「運命のひと」を放送。29日の第102回では、すずふり亭の定休日、みね子（有村さん）が部屋でのんびり過ごしていると突然、女優の世津子（菅野美穂さん）が訪ねてくる。「今から出られないか」とみね子を誘う世津子。愛子（和久井映見さん）とすずふり亭の店主、鈴子（宮本信子さん）は、世津子の思い詰めた様子に心配がつのる……という展開。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「ひよっこ」は96作目の朝ドラで、「ちゅらさん」などの脚本家・岡田惠和さんのオリジナル作。奥茨城の農家に生まれて、のんびりした少女に育った谷田部みね子が、出稼ぎで東京に行っていた父が行方不明になったことをきっかけに、集団就職で上京する……というストーリー。高度経済成長期に集団就職で上京した“金の卵”が、殻を破って成長していく姿を描く。

　第16週「アイアイ傘とノック」では、島谷（竹内涼真さん）が佐賀から戻ってきて、ついウキウキしてしまうみね子。卒業論文を書くためにしばらく部屋に籠（こ）もるという島谷との間で、壁をノックする回数で気持ちを伝える“秘密の合図”を決めるなど、存分に恋を楽しむが、由香（島崎遥香さん）から島谷に縁談話が持ち上がっていると聞かされ動揺する。卒論の準備で忙しい島谷とすれ違ったまま、季節は冬になり……という展開だった。