永作博美:WOWOWドラマ「沈黙法廷」主演 手錠かけられた妖艶ビジュアルも

永作博美さんが主演を務める「連続ドラマW 沈黙法廷」のキービジュアル
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永作博美さんが主演を務める「連続ドラマW 沈黙法廷」のキービジュアル

 女優の永作博美さんが、9月からWOWOWでスタートする「連続ドラマW 沈黙法廷」で主演を務めることが4日、明らかになった。永作さんが演じるのは、高齢者の不審死事件が連続して起こる中、捜査線上に浮上する家事代行の女性・山本美紀。永作さんが手錠をかけられた手を胸の前で組んだ、妖艶な姿を収めたキービジュアルも公開された。

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 永作さんは、自身が演じる役どころについて「ひと言で言うと、とても“地味”な女性」と語り、「自分の運命を受け入れ、淡々とした日々を過ごす。そんな緩急のない女性を演じるというのは、実はとても難しいことで……。でも、私自身が年を重ね、さまざまな人たちの人生に触れたり、経験を積んできたりしたからこその今、やっとこういう役に挑戦できるのかなと思います」と思いを語っている。また、「恐怖と狂気と悲哀が混在する世界に生きるそんな彼女を、私がどう演じていくのかはまだ模索中ですが、この難役にやりがいを感じている自分もおります」と意気込んでいる。

 永作さんを起用したプロデューサーは、「前回、『連続ドラマW 私という運命について』でご一緒させていただいた際、永作博美さんの穏やかな表情の奥にある、湧き起こる熱量を目の当たりにし、人間が本能で持っているあらゆるパワーに驚かされるばかりでした」と振り返り、「今回、“山本美紀”という主人公は最も難しい役柄だと思っています。セリフで感情を語れる人物ではありません。このドラマは、彼女のふとした表情やその奥にある感情に登場人物や視聴者が翻弄(ほんろう)される作品だと思っています。この難役を演じられるのは、永作博美さんしかいない。そう確信し、オファーさせていただきました」と起用の理由を明かしている。

 ドラマは、佐々木譲さんの「沈黙法廷」(新潮社)が原作。一人暮らしの高齢者の絞殺体が発見され、捜査線上に家事代行業を営む女性・山本美紀が浮上。彼女の自宅マンション前には、事件を捜査する警視庁赤羽署の刑事たちのほかに、埼玉県警の車両も訪れており、彼女の仕事先で複数の不審死が発生していた事実が明らかになる……というストーリー。NHKの連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などを手がけた尾崎将也さんが脚本を担当する。

 9月24日から毎週日曜午後10時に放送。全5話。第1話はWOWOWプライムで無料放送。

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