竹野内豊:自分の声に「コンプレックスある」

「ドラマ10 この声をきみに」の会見に登場した竹野内豊さん
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「ドラマ10 この声をきみに」の会見に登場した竹野内豊さん

 俳優の竹野内豊さんと女優の麻生久美子さんが31日、東京都内で開かれたNHKの連続ドラマ「ドラマ10 この声をきみに」の会見に出席。朗読教室が舞台のドラマで、普段演じる二枚目役とは違い、さえない数学准教授を演じる竹野内さんは「自分の話し方、声にコンプレックスはたくさんある。役者でもやっていなければ、たくさんの(マスコミの)前でマイクを持つことは考えられないですし、避けたいと私は思ってるので」と明かした。それでも「麻生さんとお会いして『いい声ですね』と褒めていただき、自信を持っていいのかなと思いました」と話していた。

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 また竹野内さんは、「自分で言うのも何ですが、すてきな作品が出来上がったと思っています」と語り、「SNSが普及している時代、スマホなどがあれば自分の気持ちが誰にでも伝えられますが、そんな時代だから挑戦的と思った。LINEやメールでは伝えられない、人のぬくもりを伝えられたら」とアピールした。

 「この声をきみに」は、NHK連続テレビ小説「あさが来た」を手掛けた大森美香さんのオリジナル作。偏屈でさえない数学准教授の穂波孝(竹野内さん)は、感情表現に乏しく、サービス精神に欠けることから学生からも不評で、妻の奈緒(ミムラさん)からは愛想を尽かされ離婚を突きつけられる。そんなある日、孝は、ニコニコしているのに悲観主義者で恋愛恐怖症の江崎京子(麻生さん)と出会い、朗読を通じて新しい自分を見つける……というストーリー。9月8日からNHK総合で毎週金曜午後10時放送。全8回。

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