吉本実憂:家出少女役で初の“金髪”姿に

ドラマ「さくらの親子丼」に出演する吉本実憂さん=東海テレビ提供
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ドラマ「さくらの親子丼」に出演する吉本実憂さん=東海テレビ提供

 女優の吉本実憂さんが、10月からスタートする女優の真矢ミキさん主演の連続ドラマ「さくらの親子丼」(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット)で初めての金髪姿を披露していることが11日、明らかになった。

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 ドラマで家出中の少女・二宮あざみを演じ、役作りのために顎(あご)のラインから毛先までを金髪にしたという吉本さんは「役作りは自分なりにしていたのですが、形から入るという言葉もあるように、髪を染めた時に、『よし、あざみとして頑張ろう』という気持ちが改めて入りました」と思いを語っている。

 ドラマは、NHKの連続テレビ小説「あぐり」やドラマ「3年B組金八先生」を手掛けた清水有生さんが、取材を基に「現代に生きる不器用な人々」を描いたオリジナル作品。東京都大田区で古本屋「九十九堂」を営むシングルマザーの九十九さくら(真矢さん)が、古本屋の奥にある「たまりば」と呼ばれる一室で、摂食障害に悩む女性教師や、会社で居場所を失った自閉症の男性など“行き場をなくした人々”に、深く詮索するでもなく、無料で「親子丼」を出す。空腹が満たされた人は、少しずつ自分のことをさくらに話し始める……という内容。

 今回吉本さんは、さくらが提供する親子丼の味と彼女の包容力にひかれ、心を開いていく少女を演じる。長男を失ったさくらの心の傷と関わりがあるキーマンとなる人物という。ドラマは10月7日から毎週土曜午後11時40分放送。

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