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注目映画紹介:「プラネタリウム」ポートマンとジョニデの娘リリーが降霊術を操る美しい姉妹を演じた

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映画「プラネタリウム」のワンシーン(C)Les Films Velvet - Les Films du Fleuve - France 3 Cinema - Kinology - Proximus - RTBF

 「ブラック・スワン」(2010年)などで知られるオスカー女優ナタリー・ポートマンさん、ジョニー・デップさんとバネッサ・パラディさんの娘であるリリー・ローズ・デップさんが姉妹役で初共演した「プラネタリウム」(レベッカ・ズロトブスキ監督)が、23日からヒューマントラストシネマ有楽町(東京都千代田区)ほかで公開される。死者と交信できるという米国人姉妹が、渡仏先で映画プロデューサーと出会い、運命を変えていく物語。ポートマンさんとデップさんが、30年代ファッションに身を包み、美しくミステリアスな姉妹役に扮(ふん)して降霊術をする場面が見どころだ。

 1930年代。米国人スピリチュアリストのローラ(ポートマンさん)とケイト(デップさん)の姉妹は、パリに渡って降霊術ショーを披露していた。ある日、2人に興味を持った映画プロデューサー・コルベン(エマニュエル・サランジェさん)が、世界初の心霊映画を企画して姉妹と契約する……という展開。

 米国に実在したスピリチュアリズムの先駆者フォックス姉妹(3姉妹)とフランス初のトーキー映画を製作したベルナール・ナタンをモデルに、「美しき棘」(10年)のズロトブスキ監督がメガホンをとった。映像美の中に、姉妹とユダヤ人プロデューサーの運命がゆがめられていくさまを描き出している。

 映画が光と陰の芸術であるように、ローラとケイトもまた、光と陰のような姉妹。明るい性格でショーを仕切りながらも、霊的な能力がない姉。降霊の能力を持つが内気な妹。妹への嫉妬(しっと)の念と愛情がない交ぜになった複雑な役柄をポートマンさんが繊細に演じ、デップさんが全身全霊で死者と交信する降霊術に挑んでいる。

 2人がそろうと、画面の美しさは一段とアップ。戦争に向かって不穏な空気が流れる前の華やかなパリで、エレガントな30年代ファッションに身を包んだ2人のきらめきは刹那(せつな)的でまぶしいくらいだ。(キョーコ/フリーライター)

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