中山美穂:ラップに初挑戦 27年ぶり「世にも」で“スゴ腕ラッパー主婦”に

中山美穂さんがラップに初挑戦した「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」の「フリースタイル母ちゃん」のワンシーン=フジテレビ提供
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中山美穂さんがラップに初挑戦した「世にも奇妙な物語’17秋の特別編」の「フリースタイル母ちゃん」のワンシーン=フジテレビ提供

 女優の中山美穂さんが、10月14日に放送されるフジテレビのオムニバスドラマ「世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編」の一編「フリースタイル母ちゃん」で、ラップに初挑戦していることが7日、分かった。中山さんが同ドラマに出演するのは27年ぶりで、突如スゴ腕ラッパーとなるパート主婦を演じる。

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 中山さんが演じる細川房子は、家庭に無関心なサラリーマンの夫と近ごろ無愛想になった中学生の息子の3人家族で、パートタイムでけなげに働きながら文句も言わずに家事をこなす、ごく普通の主婦。ある日、怪しい露天商の口車にのせられ購入した高級リップクリームを唇に塗ると、突如、脳内にキレッキレのスクラッチ音が響き出し、プロ顔負けのラップが口から飛び出すようになる……という役どころ。浅利陽介さん、高木星来さん、いとうせいこうさん、古舘寛治さん、松尾諭さん、「スチャダラパー」のANIさんも出演する。

 役作りにあたってフリースタイルのラップを猛特訓したという中山さんは「音階があまりないので、本当に難しかったです。ラップ特有の発音の仕方とか、言い回しとかが言い慣れてないので、役柄的には必ずしも正確にやる必要はないのですが、逆にちゃんとやらないと(リズムに)はまらないんです」と苦労を明かしている。

 ドラマは「唐突にラップを始めるなど『世にも奇妙な物語』だからこそできる特殊な内容」で、中山さんは「撮影期間中は、頭の中で一日中ずっとリズムが鳴っていて、寝るときも起きるときもリズムがリフレインして止まらないんです。クランクアップしましたが、これからしばらくずっとこのリズムが鳴っているような気がします」と役が抜けきらない様子を明かしている。

 「世にも奇妙な物語 ’17秋の特別編」は10月14日午後9時放送。

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