俳優のオダギリジョーさんが10日、東京都内で行われた臼田あさ美さんの主演映画「南瓜とマヨネーズ」（冨永昌敬監督、11月11日公開）の完成披露上映会に、臼田さん、太賀さんとともに登場。主演映画「エルネスト」での過酷なキューバロケを終えた直後に今作の撮影に臨んだといい、「キューバがあまりに大変だったので、この作品でストレス発散させていただいた」と笑顔で語った。

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　今作は、マンガ家・魚喃キリコさんの代表作を実写化。生活費を稼ぐため、密かにキャバクラで働く女性ツチダ（臼田さん）が、夢を追い続けるミュージシャン志望の恋人・せいいち（太賀さん）と、自由奔放で女好きな元彼・ハギオ（オダギリジョーさん）の間で心が揺れ動く……という物語。

　臼田さん演じるツチダの元彼・ハギオを演じたオダギリさんは、映画「パビリオン山椒魚」（2006年）でタッグを組んだ冨永監督との11年ぶりの作品に「最高ですね。今回もすごくいいっす！」と絶賛。オダギリさんは、自身の演技について「ハギオは人たらし的な部分があるなと思っていたので、そこがうまく醸し出せれば」とコメント。

　主演の臼田さんは「先の撮影で（太賀さんが演じる）せいちゃんとの関係を築き上げていたので、『オダギリさん、私の気持ちを崩せるかな？』って思っていましたが、ハギオとしてのオダギリさんにお会いした瞬間『せいちゃん、負けたな！』って思いました」とオダギリさんの魅力にメロメロ。ライバル役の太賀さんも「対面するとすっかり懐に入ってしまう。オダギリさんの人間的な魅力にとりつかれます」と同意。オダギリさんは「いや、なんかお食事でも連れて行ってあげたい感じです」と恐縮していた。