今週のおんな城主 直虎:第43回「恩賞の彼方に」 さらなる出世を目指す万千代 常慶の依頼に意外な条件提示…思惑は?

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第43回の一場面 (C)NHK
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NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」第43回の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさん主演のNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の第43回「恩賞の彼方に」が29日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。家康(阿部サダヲさん)に功を認められ、ついに小姓(こしょう)となった万千代(菅田将暉さん)は、さらなる出世の足がかりをつかむ。松下常慶(和田正人さん)から思いも寄らぬ頼み事をされると、依頼を請け負う代わりに意外な条件を提示する……。

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 万千代は、戦場に送る武具の手入れを完璧にこなしたことを家康に認められ、ついに小姓にあがることになる。長篠の合戦の論功行賞に手を焼いていた家康に、万千代は武功を表にして整理することを提案する。一方、井伊谷(いいのや)では、山林の乱伐で山崩れが発生。甚兵衛(山本学さん)から山の異変について報告を受けた直虎(柴咲さん)は、荒れた地に植林をすることを近藤康用(橋本じゅんさん)に進言する。そんな中、 井伊から土砂止めの指南を依頼された常慶は、万千代の元を訪れる。

 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、森下佳子さん脚本のオリジナル作品。幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母に当たる主人公・直虎が男の名で家督を継承。今川、武田、徳川が領地を狙う中、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら生き延びていく物語。

 第42回「長篠に立てる柵」では、井伊から材木を調達して初手柄をつかもうとした万千代だったが、直虎がその動きを阻んだため、留守居(るすい)を命じられる。長篠では、家康と合流した信長(市川海老蔵さん)が鉄砲を使う奇策を披露する。同じくこの戦に加わっていた直之(矢本悠馬さん)と六左衛門(田中美央さん)は、不足していた材木を調達するため奔走。功を認められて信長と対面する……という展開だった。

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