風雲児たち:三谷幸喜脚本NHK正月時代劇に遠藤憲一&小日向文世&高嶋政伸

「正月時代劇『風雲児たち~蘭学革命篇~』」に出演が決まった(左から)遠藤憲一さん、小日向文世さん、高嶋政伸さん(C)NHK
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「正月時代劇『風雲児たち~蘭学革命篇~』」に出演が決まった(左から)遠藤憲一さん、小日向文世さん、高嶋政伸さん(C)NHK

 脚本家の三谷幸喜さんが、2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」以来、約1年ぶりに同局の時代劇を手掛ける「風雲児たち~蘭学革命(れぼりゅうし)篇~」に、遠藤憲一さん、小日向文世さん、高嶋政伸さんが出演することが7日、分かった。同作は「真田丸」のキャスト陣が再集結することでも話題。遠藤さん、小日向さん、高嶋さんの新たな“真田丸組”の参戦により、一層注目を集めそうだ。

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 遠藤さんは江戸最大手の版元(出版社)「須原屋」グループの一人で、「解体新書」を大ベストセラーに導いた立役者・須原屋市兵衛、小日向さんは幕府の公式通訳「オランダ語通詞」の最高位・大通詞を務める吉雄耕牛、高嶋さんは幕末の志士たちに大きな刺激を与えることになる尊皇思想家で、「寛政の三奇人」の一人・高山彦九郎を演じる。

 ドラマは、みなもと太郎さんの大河歴史ギャグマンガ「風雲児たち」が原作。蘭学を学び、「解体新書」の翻訳を成し遂げた前野良沢と杉田玄白の姿などを描き、ドラマ副題の「れぼりゅうし」はオランダ語で「革命」を意味する。史上初の西洋医学書の和訳に取り組んだ良沢と玄白は、鎖国ど真ん中の江戸期にあって革命的な翻訳を成し遂げたが、刊行された「解体新書」にはなぜか良沢の名前は載らず、名声は玄白だけのものに。2人の間にいったい何が起きたのか……という内容。

 片岡愛之助さんが良沢、新納慎也さんが玄白を演じ、山本耕史さんが平賀源内役、草刈正雄さんが田沼意次役を務める。

 「正月時代劇『風雲児たち~蘭学革命篇~』」はNHK総合で18年1月1日午後7時20分~同8時49分に放送される。

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