文豪・谷崎潤一郎の名作「細雪(ささめゆき)」が、時代を平成に置き換えNHKでドラマ化されることが9日、分かった。“平成版”はバブル崩壊後を生きる女性たちの物語で、中心となる4姉妹を中山美穂さん、高岡早紀さん、伊藤歩さん、中村ゆりさんが演じる。長女・鶴子役の中山さんは「今から70年前に発行された後、映像や舞台でさまざまに演じられたこの作品。一人の作家が生み出した物語と登場人物の個性。変化しながらつながれてきた時代の、この作品の一部になれることをとても光栄に思います」とコメントを寄せている。
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平成版・細雪は、バブル崩壊後を生きる女性たちの物語で、華やかで美しく、切ないけれど笑えるゴージャスなドラマになるといい、脚本は岸田國士戯曲賞などを受賞している劇作家の蓬莱竜太さんが手掛ける。平成4年春、大阪船場を代表する名家の蒔岡家は会社を人の手に渡し、元禄以来の歴史を閉じる。何不自由なく生きてきた4姉妹は新たな人生をスタートさせ、長女の鶴子(中山さん)はかつての栄華の記憶を胸に誇り高く生きようとするが……というストーリー。
高岡さんが平凡かつ幸せな結婚生活を送っている次女の幸子、伊藤さんが周囲から結婚を望まれながら、人の欠点に目がいく性格が災いし、実らぬ見合いを続ける三女の雪子、中村さんが家の束縛を嫌う恋多き奔放な四女・妙子を演じる。高岡さんは「長女の中山美穂さんとは(2016年放送の連続ドラマ)『賢者の愛』以来の共演で、今回は姉妹なので甘えさせてもらおうと……。三女の伊藤歩さん、四女の中村ゆりさんとはほぼ初共演なので、ワクワクが止まりません!」と期待を寄せている。
「プレミアムドラマ 平成細雪」は、NHK・BSプレミアムで18年1月7日から毎週日曜午後10時に放送する。全4回。
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