声優の中村悠一さん、木村良平さんが18日、東京都内で行われたアニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER」（松尾衡監督）の初日舞台あいさつに登場した。中村さんは自身が声優を務める地球連邦軍のイオ・フレミングが、ライバルでジオン公国軍のダリル・ローレンツ（木村良平さん）に対して「ヒドいせりふを言う」ことについて、「（演じるのに）躊躇（ちゅうちょ）はありますよ。でも、スイッチをパーンと入れてやりました」と明かした。

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　「機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER」は、アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の第2シーズンに新作シーンを追加した作品。「MOONLIGHT MILE」などで知られる太田垣康男さんのマンガが原作で、「機動戦士ガンダム」で描かれた一年戦争を舞台に、地球連邦軍のイオとジオン公国軍のダリルの戦いが描かれる。

　ただ、今作ではイオとダリルが一緒のシーンがなかったといい、中村さんは「またダリルと会ったら（イオが）何と言うのか怖い。会いたくないです」と笑わせつつ、今作について「先（次回作）が作れるように終わらせるという見事な腕前を発揮しておりますので、引き続き応援をよろしくお願いいたします」と次回作へ意欲を見せた。

　一方、木村さんも「（今作ではイオとダリルが）会えていないので、ここで皆さんが大きい声で『面白かった』と言っていただけると、2人が会えるかもしれません」とアピールしていた。イベントには、声優の古川由利奈さん、松尾衡監督、小形尚弘プロデューサーも出席した。