今週のコウノドリ:出生前診断を受け悩む夫婦に向き合うペルソナの面々 サクラは“ある思い”を告げる

ドラマ「コウノドリ」第10話の場面写真(C)TBS
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ドラマ「コウノドリ」第10話の場面写真(C)TBS

 俳優の綾野剛さん主演の連続ドラマ「コウノドリ」(TBS系、金曜午後10時)の第10話が15日に放送される。産科医・鴻鳥(こうのとり)サクラ(綾野さん)の元を、出生前診断を受けて悩む夫婦2組が訪れる。サクラをはじめ、ペルソナ総合医療センターの面々はどう向き合い、どう寄り添うのか――。

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 別のクリニックで出生前診断を受け、先天的染色体異常疾患の一つ「21トリソミー」(ダウン症候群)陽性と検査結果が出た妊婦の高山透子(初音映莉子さん)と夫光弘(石田卓也さん)がサクラの元を訪れる。透子と光弘に確定検査の羊水検査について説明し、おなかの中の赤ちゃんについて「2人で向き合い、決めていくことになる」と告げるサクラ。動揺する透子と光弘にサクラは「これからのことを一緒に考えよう」と伝える。

 サクラと今橋(大森南朋さん)は、出生前診断を受けたもう一組の夫婦、辻明代(りょうさん)と夫信英(近藤公園さん)をカウンセリング。こちらの夫婦は羊水検査でダウン症候群との診断を受けていた。サクラと今橋を前に、明代はある決意を告げる。

 2組の夫婦の選択に、サクラはどう向き合い、どう寄り添っていくのか。命について思い悩むペルソナのメンバーたちに、サクラは自らのある思いを告げる……。

 ドラマは週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中の鈴ノ木ユウさんの医療マンガが原作。2015年10月期に放送され、鴻鳥サクラを軸に、医療だけでなく、赤ちゃんや妊婦、その家族にまつわる物語が展開された。今回の新シリーズは、前作の2年後を舞台に「生まれること、そして生きること」というテーマで、原作のエピソードをベースにオリジナルで取材した題材を加えて描く。前作にも出演した松岡茉優さん、坂口健太郎さん、星野源さん、大森さん、吉田羊さんらのほか、佐々木蔵之介さん、松本若菜さんらも出演する。

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