相棒:放送300回で2週連続記念SP 津川雅彦、木村佳乃ら再登場でシリーズの謎に迫る

人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの300回記念スペシャルが前後編で放送=テレビ朝日提供
1 / 5
人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの300回記念スペシャルが前後編で放送=テレビ朝日提供

 テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒」(水曜午後9時)が31日で放送300回を迎え、24日と31日に前後編で300回記念スペシャルが放送されることが1日、明らかになった。今回のスペシャルでは、元法務大臣で投獄されていた津川雅彦さん演じる瀬戸内米蔵が約4年ぶり、木村佳乃さん演じる元衆議院議員の片山雛子が2年ぶり、さらに高橋惠子さん演じる尼僧の蓮妙が2004年放送の「シーズン3」以来、約13年ぶりに再登場を果たす。

あなたにオススメ

 「相棒」は2000年6月に「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとしてスタートし、今回のシーズン16まで17年にわたって放送されてきた。今回の300回記念スペシャルは、輿水泰弘さん脚本の前後編。かつて杉下右京(水谷豊さん)に捕らえられ、横領の罪で服役していた僧侶で元法務大臣の瀬戸内米蔵が仮出所の日を迎えるところから物語は始まり、仲間由紀恵さん演じる警視庁広報課長・社美彌子の身辺にも派生し、思わぬ方向へと展開しながら、これまでの「相棒」ワールドにちりばめられたさまざまな謎に迫る内容になるという。

 相棒には、シリーズを通じて、いまだ多くの謎が残されている。特命係と因縁深い瀬戸内米蔵の動向▽シーズン14第10話(2016年元日放送)で議員辞職した片山雛子の思惑▽社美彌子とロシア人スパイの関係▽突然姿を消した日下部彌彦(榎木孝明さん)の腹心▽海外研修中の陣川公平(原田龍二さん)に新たな女性の影▽衣笠副総監の家族が見舞われた不可解な脅迫事件▽青木年男が警察嫌いになった根本の原因▽スクープをものにする風間楓子(芦名星さん)の情報源▽息子の享(成宮寛貴さん)が起こした事件で閑職といわれるポストに事実上降格した甲斐峯秋(石坂浩二さん)の知られざる本心……といった謎が、今回のスペシャルでどこまで明かされるのか注目だ。

 「相棒シーズン16」300回記念スペシャルは前編が24日、後編が31日のそれぞれ午後9時から放送される。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事