豊川悦司:朝ドラ初出演 「半分、青い。」で偏屈少女マンガ家に

4月にスタートするNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」に出演する豊川悦司さん
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4月にスタートするNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」に出演する豊川悦司さん

 俳優の豊川悦司さんが、永野芽郁さん主演で4月から始まるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」に出演することが10日、分かった。今回が朝ドラ初出演で、ヒロインの師となる少女マンガ家・秋風羽織(あきかぜ・はおり)を演じる。豊川さんは「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの最強の看板枠、連続テレビ小説に初出演できることを大変光栄に感じます」と喜びのコメントを寄せている。

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 秋風は、人気作品を次々に生み出す今をときめく売れっ子少女マンガ家。その作風から美少女か美少年を想像させるが、その実は偏屈で編集者泣かせ“社会性はほぼないに等しいオッサン”で、マンガに関しては一切の妥協を許さない……という人物。高校生の鈴愛(永野さん)は、そんな秋風のマンガの世界に引き込まれる。

 豊川さんは「旧知の(脚本の)北川悦吏子さんから、とってもとっても難しいキャラクターをいただきました」と明かすと、「全く自信はありませんが、弱気を武器に真摯(しんし)に努めて参ります。ビターアンドスイート、オールドベイビーな秋風羽織に少しだけ、ご期待ください」と視聴者にメッセージを送っている。

 豊川さん演じる秋風は「東京・胸騒ぎ」編からの登場で、秋風のマネジメントを行う菱本若菜を井川遥さん、秋風のアシスタントで同性愛者の美青年・藤堂誠を志尊淳さん、同じく秋風のアシスタントで主人公、楡野鈴愛(にれの・すずめ)の生涯の親友となる小宮裕子を清野菜名さんが演じることも決定。またヒロインの幼なじみの律(佐藤健さん)が運命を感じる美少女・伊藤清役で古畑星夏さん、律の大学での同級生・朝井正人役で中村倫也さんの出演も発表された。志尊さんと清野さん、古畑さんは朝ドラ初出演となる。

 「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。4月2日スタートで、全156回を予定。

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