アズールレーン:おじさんゲーマーがまったり遊んでみた(1) 「艦これ」の“副作用”

「アズールレーン」のゲーム画面
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「アズールレーン」のゲーム画面

 昨年に配信が始まり、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」のコスプレでも人気となったスマートフォン用ゲーム「アズールレーン」。ゲームファンの間でも人気とは言うものの、どんなゲームなのでしょう。かつて「艦隊これくしょん-艦これ-」に熱中した経験のあるおじさんゲーマーが実際に体験してみました。(毎週火、木、土、日曜掲載)

ウナギノボリ

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 アズールレーンは、擬人化された艦艇で艦隊を編成し、敵艦隊を倒す……というゲームです。一見すると人気ゲーム「艦これ」と似たシステムですが、実際に触ると別モノというのが第一印象です。既に登録数が500万以上という人気ぶりも納得させられました。というのも、艦艇が美少女キャラになっていて、艦隊を組んで出撃して、装備の強化を図る点は「艦これ」と同じですが、キャラクターを操作するシューティングゲームになっていて、別の楽しさがあるのです。半年もたたないうちに「500万」の支持という事実が「アズールレーン」の評価を語っていると言えるでしょう。

 そして、シューティングゲームが苦手なおじさんゲーマーでも楽しく遊べてしまうのです。特にチュートリアルは細かく、ルールがのみ込みやすいのも好感が持てます。繰り返しプレーしていると、操作にすぐ慣れて魚雷の撃つタイミングを考えたりできます。もちろんクリックゲームほど単純ではありません。敵の魚雷など危険な攻撃も教えてくれたりして適度な緊張感をあおってくれます。ゲームのロード時間も奇麗なイラストが現れてゲームのワンポイントレクチャーをしてくれます。実に細かいところまで行き届いていますね。

 そんなわけで、面白いと思ったのですが、元「艦これ」プレーヤーとしては、さまざまな“副作用”に悩まされています。最初の艦艇選び(3択)で「艦これ」でも登場する「綾波」にしました。また手に入れた全部のキャラのレベルを均等に上げたくなります。そして新しいキャラはネットにかけて検索して、モデルとなった艦艇を調べたくなります。とうとう多くの艦艇が欲しくなり、艦艇を次々に「建造」する“コンプリートしたい病”も出ました。ヤバイです。「まったり」遊ばせてくれそうにありません。

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