アズールレーン:おじさんゲーマーがまったり遊んでみた(5) 「課金しちゃおうかな」揺れ動く心

「アズールレーン」のゲーム画面
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「アズールレーン」のゲーム画面

 昨年に配信が始まり、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」のコスプレでも人気となったスマートフォン用ゲーム「アズールレーン(アズレン)」。ゲームファンの間でも人気とはいうものの、どんなゲームなのでしょう。かつて「艦隊これくしょん-艦これ-」に熱中した経験のあるおじさんゲーマーが実際に体験してみました。(毎週火、木、土、日曜掲載)

ウナギノボリ

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 アズレンをプレーして1週間ですが、ゲーム全体の仕組み、流れがつかめてきました。戦闘を繰り返してメインストーリーを進める。大事なのはそれと並行して、キャラの装備などを整え、スキルも上げることです。以前にも触れた通り、おじさんゲーマーが大嫌いな「レベル上げ」が、実質ないに等しいのがすてきです。ちょっとだけ設定をして放置すればレベルが上がるのですから。

 ゲームをした最初の数日は、「資金」と「燃料」が余っていましたが、今はショート気味です。潤沢に「資金」と「燃料」が欲しいならば、課金となりますが、もちろん無課金でも遊べるバランスは維持されているのがうまい。ところが今、おじさんゲーマーは課金がしたくて仕方ありません。「資金」が欲しいわけではありません(正確にはすごく欲しいのですが、我慢できます)。何が我慢できないのかといえば、初課金時のみにプレゼントされる空母「サラトガ」が欲しいのです。

 120円(最低課金額)でこの高性能空母が手に入ると思うと、心がグラグラです(笑い)。この「サラトガ」は、後々で遊べばドロップするらしいのですが、今すぐ手に入るほうが当然ながら何かと都合が良いわけでして。これまでのアズレンの親切なゲーム設計を考えると、「このゲーム会社を応援するためにも、課金してもいいかなあ」と思ってしまいます。今は廃止された「コンプガチャ」のときは、課金に強い拒否反応があったものですが、人間の不思議なところです。

 アズールレーンは、英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」や日本の駆逐艦「綾波」など美少女キャラに擬人化された艦艇が登場、最大6隻の艦隊を編成してプレーヤーが操作をして敵艦隊を倒す……というシューティングRPG。アクションが苦手な人でも楽しめるよう自動操作の機能もある。基本利用料無料のアイテム課金。

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