水川あさみ:「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」で主演 村山由佳の衝撃作が実写化

「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」に出演する水川あさみさん(左)と、(左上から)田中圭さん、眞島秀和さん、篠原ゆき子さん、(右上から)村上弘明さん、栁俊太郎さん、多岐川裕美さん
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「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」に出演する水川あさみさん(左)と、(左上から)田中圭さん、眞島秀和さん、篠原ゆき子さん、(右上から)村上弘明さん、栁俊太郎さん、多岐川裕美さん

 女優の水川あさみさんが、今夏放送のWOWOWのドラマ「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」で主演を務めることが22日、明らかになった。ドラマは直木賞作家の村山由佳さんが“女性の性欲”をテーマに描いた衝撃作が原作で、水川さんは男性を次々と乗り換え、欲望に正直に生きる主人公・高遠奈津を演じる。

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 原作は、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞と、文学賞をトリプル受賞し、累計販売部数62万部を突破した村山由佳さんの同名小説。35歳の人気脚本家・高遠奈津(水川さん)は、家事を支えてくれる夫・省吾(眞島秀和さん)と郊外の一軒家で暮らしているが、元テレビ局ディレクターでもある省吾が仕事に関与することを疎ましく思い始めていた。また母・紀代子(多岐川裕美さん)から不妊治療を勧められることにも嫌気が差し、雑誌編集者の親友・岡島杏子(篠原ゆき子さん)に 度々、家庭での愚痴をこぼしていた。

 そんな中、舞台演出家・志澤一狼太(村上弘明さん)から新作舞台に招待され、それを機に一夜を共にした奈津は、本能につき動かされるままに家を出るが、志澤からは放置されてしまう。孤独を抱いた奈津の前に現れたのは、大学時代の元恋人、岩井良介(田中圭さん)。甘い時間を過ごしながらも、満たされない欲求が続くが、ひょんなことから出会った新進俳優の大林一也(栁俊太郎さん)からも言い寄られる。奈津は欲望に忠実に踏み出すが……というストーリー。

 水川さんは「まず女というものがもろに表立った作品、いままで縁のなかったような役柄が私のところに来たことにまず驚きました」とオファーを受けた際の印象を語り、「欲望に正直に生きるということは自分の自由をつかみ取るということ、それは孤独ということ。私なりに今の精いっぱいでさらけ出し、奈津を演じることはチャレンジでした。いい意味での不快感を味わっていただけるとうれしいです」とコメントしている。

 「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」は今夏スタート。毎週土曜午後10時放送。第1話は無料放送される。

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