入野自由:「さよ朝」抜てきの新人・石見舞菜香に「大事なものを渡した」

劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」の公開初日舞台あいさつに登場した(左から)入野自由さん、石見舞菜香さん、梶裕貴さん
1 / 1
劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」の公開初日舞台あいさつに登場した(左から)入野自由さん、石見舞菜香さん、梶裕貴さん

 声優の石見舞菜香さんが24日、東京都内で行われた劇場版アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」(岡田麿里監督)公開初日舞台あいさつに共演の入野自由さんらと共に登場した。新人ながら主人公・マキア役に抜てきされた石見さんは「台本で読み取れなかったところとかをずっと入野さんがアドバイスしてくださった。いろんなことを教えていただいて、助けていただきました」と振り返った。

ウナギノボリ

 入野さんは「アドバイスというたいそうなものじゃなくて、僕が先輩方にいろいろ教えてもらって、自分の中で大事だなと思ったものを(石見さんに)渡した」とコメント。さらに、今作では「僕が中学校の時からご一緒している音響監督」が参加しており、「『もう大人だから頼むぞ』と言われたのを覚えていますね」と語った。舞台あいさつには、声優の梶裕貴さん、主題歌を担当した歌手のrionosさん、岡田監督、プロデューサーの堀川憲司さんも出席した。

 「さよならの朝に約束の花をかざろう」は、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などの脚本を手がけた岡田さんが初監督を務めた作品。10代半ばで外見の成長が止まり数百年の寿命を持つイオルフの一族の少女マキア(石見さん)と、少年に成長していくエリアル(入野さん)との絆が描かれる。「true tears」「SHIROBAKO」などのP.A.WORKSがアニメを制作し、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」やアニメ「機動警察パトレイバー」などの川井憲次さんが音楽を手がけた。

アニメ 最新記事