田中道子:9頭身美女「西郷どん」で大河デビュー 鈴木亮平に感謝も“引き出しの少なさ”痛感?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演する田中道子さん (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」に出演する田中道子さん (C)NHK

 「9頭身美女」などと言われているモデルで女優の田中道子さんが、俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に3月4日放送の第9回から登場する。大河ドラマ初出演で、品川宿にある宿屋「磯田屋」で働く給仕のタマを演じる田中さんは「デビューして1年ちょっと、3作目の作品が時代劇で、しかも大河ドラマということで、最初はすごく不安でした。ただ、主演の鈴木亮平さんに最初から役名の“たまどん”と呼んでもらったり、鹿児島のお土産をいただいたりして緊張がほぐれて非常に助けていただきました」と明かしている。

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 タマは、薩摩を離れた農家の娘ふき(高梨臨さん)の同僚で、街道をやってくる旅人やさまざまな国の藩士たちが行き交う旅籠(はたご)で、大山格之助(北村有起哉さん)や有村俊斎(高橋光臣さん) たち薩摩藩士の顔なじみとなる……という役どころ。

 田中さんは初の時代劇で「衣装に関しては、お芝居する際に着崩れしないように所作や演技も工夫してやらせていただきました。大変だったのは日本髪で横になったりする演技の際に頭がすごく痛くて驚きましたが、初めての経験なのですごく勉強になりました」と振り返っている。

 また「大河ならではだなと思ったのは、セットが壮大で作り込まれていて『現代劇の芝居の動きではセットにのまれてしまう、これは大げさな芝居かなと思うくらいがちょうど良い』とみなさんがおっしゃっていたことです。私にはその引き出しがまだまだ少ないのでもっと経験を積まなければと思いましたね」と気持ちを新たにしていた。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。やがて勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、明治維新を成し遂げていく……という内容。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

 第9回「江戸のヒー様」は、吉之助(鈴木さん)は藩主の斉彬(渡辺謙さん)とともに江戸の薩摩藩邸に到着。仲間と向かった品川宿の磯田屋でふき(高梨さん)と再会する。ふきはかつて吉之助と出会い、紆余(うよ)曲折の末に 江戸に流れてきた薩摩の貧しい百姓の娘。そのふきをひいきにしているのは周囲から「ヒー様」 呼ばれる町人風の謎の男(松田翔太さん)だった……という内容。

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