キスマイ玉森裕太:吉岡里帆、染谷将太と初共演で“三角関係”に 東野圭吾のベストセラー映画化で主演

映画「パラレルワールド・ラブストーリー」に出演する(左から)吉岡里帆さん、玉森裕太さん、染谷将太さん
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映画「パラレルワールド・ラブストーリー」に出演する(左から)吉岡里帆さん、玉森裕太さん、染谷将太さん

 人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さんが、人気作家・東野圭吾さんのベストセラー小説が原作の映画「パラレルワールド・ラブストーリー」(森義隆監督、2019年公開)に主演することが11日、分かった。二つの異なる世界=パラレルワールドを行き交う男女3人の愛を描く内容で、玉森さんと初共演となる吉岡里帆さん、染谷将太さんの出演も発表された。

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 映画は、玉森さん演じる脳の研究を行うバイオテック社で働く主人公・敦賀崇史、ヒロイン・津野麻由子(吉岡さん)、崇史の親友で同僚の三輪智彦(染谷さん)という男女の三角関係を題材としたラブストーリーで、二つの世界が同時並行で進行することで謎が深まっていくミステリー要素もある。

 「Aの世界」では、崇史は、幼なじみで同僚の智彦から恋人を紹介されるが、彼女は崇史が学生時代、毎日のように並行して走る電車内で見かけ、ひそかに思い続けてきた女性・麻由子だった。一方、「Bの世界」では、崇史と麻由子は智彦の紹介で付き合い、同棲(どうせい)中。二つの「世界」で、愛と友情に翻弄(ほんろう)されていく崇史がたどり着く衝撃の愛の結末とは……という内容。

 ◇玉森裕太さんのコメント

 二つの異なる世界が同時進行するというミステリアスな設定と、男女の三角関係を描くリアルな部分の両面を持つ作品なので、僕自身も役の崇史と一緒にドキドキを味わいながら、パラレルワールドって一体何なのか? 体感しながら演じていきたいです。

 共演の吉岡さん、染谷さんはお二人とも作品でご一緒するのは初めてなので少し緊張していますが、森監督からアドバイスいただき、みんなでディスカッションしながら良いものを作り上げていきたいと思っています。

 信じていたものがもろく崩れていくはかなさや、コントロールできない感情みたいなものをどう表現するのか、この役や題材は自分にとっての挑戦です。集中して精いっぱいこの役に向き合いたいと思っています。

 ◇吉岡里帆さんのコメント

 この特異なラブストーリーを、森監督と紡いでいけるということに喜びを感じると同時に、改めて麻由子を演じる責任も感じています。玉森さんとは作品でご一緒するのは初めてなのでとても新鮮な気持ちですし、玉森さん演じる主人公・敦賀崇史にとって私演じる麻由子の在り方は普通でありながらも難しいです。毎カット毎カット慎重にぶつかっていこうと思っています。染谷さんは自分の好きな映画には必ず出られている方。共演できるのが心底うれしいです。

 麻由子は二つの世界をまたいで登場し、心の記憶にひっかかりを感じさせる役どころが面白く、「当たり前の現実なんてないんだ」と訴えかけるような役割も担っていると思います。見えない思いを伝えるためにも繊細に丁寧に演じていきたいです。

 東野さんのあまりにも先を進んでいる脳の中と、これを映画化しようと走り続けてきた製作チームに今の時代が追いついてきたのかなと思うと、すごくロマンを感じます。少し前にはファンタジーのように思えていたこの題材が、今の時代にはリアリティーを秘めていて、実は生々しい設定であるところにもひかれています。見ていただいた方々に、自分が普通に送っている日々がどれだけ不確かなものなのだろうと、ハッと立ち止まってもらえるような新しい作品を届けられたらなと思っています。

 ◇染谷将太さんのコメント

 脳という宇宙のような壮大な世界の中で起きる唯一無二なラブストーリー。その中で智彦という魅力あふれる役で生きれることに感謝しています。感情と記憶という切っても切り離せない関係がパラレルして愛が生まれるのか? 失われるのか? 皆さんをこの迷路に巻き込む一筋縄ではいかないラブストーリーを楽しみにしていてください。そして目撃してください。

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