ビートたけし：東海テレビに初出演へ　ツービート時代の思い出の地がロケ候補に

　タレントのビートたけしさんが、4、5月に放送される東海テレビの特別番組「東海テレビ開局60周年記念 名古屋にたけしがやってきた！」（仮題、東海ローカル）に出演することが16日、明らかになった。同局が同日、名古屋市内で開いた会見で発表した。同局によると、たけしさんが同局の番組に出演するのは初めてで、東海ローカルの番組に出演するのも極めて異例で「この30年で初めて」という。

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　番組は、たけしさんが東海地方のさまざまなスポットを巡り、独自の視点で“遊び尽くす”という内容。大須演芸場（名古屋市中区）や、ナゴヤ球場（同市中川区）、トヨタ博物館（愛知県長久手市）など、ゆかりのある場所や、東海地方ならではの場所を訪問する予定という。

　大須演芸場は、たけしさんが、漫才コンビ「ツービート」を結成して約半年後に訪れた思い出の地。当時、自身が書いた領収書や明石家さんまさんが残したサインなどがある。ナゴヤ球場は、たけしさんと親交があり、プロ野球・中日ドラゴンズのエース、監督として活躍した故・星野仙一さんの“主戦場”だった場所で、トヨタ博物館では「F1エンジンの設計士になることが夢だった」というたけしさんが、往年の名車を楽しむ予定だという。

　放送は4月27日、5月4日のそれぞれ午後7時からを予定している。