西郷どん:第13回「変わらない友」 老中・阿部正弘の急死で斉彬は? 再会果たす吉之助と正助に“溝”…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第13回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第13回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第13回「変わらない友」が8日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。3年ぶりに帰郷し、家族や友と再会を果たす吉之助(鈴木さん)。そんな折、老中・阿部正弘(藤木直人さん)の訃報がもたらされ、構想が揺らぐ斉彬(渡辺謙さん)は再び江戸へ戻ることに。そこで吉之助は、正助(瑛太さん)も薩摩から連れ出そうとするが……

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 篤姫(北川景子さん)のこし入れを果たした吉之助は、斉彬から労をねぎらわれ、喜びに震える。斉彬と共に3年ぶりに帰郷する吉之助。西郷家はさらに貧困を極めていたが、家族や正助たちは、再会を喜び吉之助を質問攻めにする。一方、斉彬の元には老中・阿部正弘の急死の知らせが届く。一橋慶喜(松田翔太さん)の将軍擁立に動いていた斉彬は江戸に戻ることになる。吉之助は正助も薩摩から連れ出そうとするが、逆にプライドを傷つけられた正助は激怒。2人の間に溝ができてしまう。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第12回「運の強き姫君」は、将軍家へのこし入れが決まらない篤姫。指南役の幾島(南野陽子さん)と吉之助は、幕府要人を取り込み、家定(又吉直樹さん)の生母・本寿院(泉ピン子さん)との接触に成功し、ようやく婚儀が正式に決まる。家定が病弱で、世継ぎが望めないことを知った吉之助は、姫が背負う悲しき宿命に心を痛める。夜、篤姫は吉之助にだけ秘めた胸の内を吐露する……という展開だった。

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