俳優の大泉洋さんが7日、東京都内で行われたドラマ特別企画「あにいもうと」(TBS系)の会見に、共演の宮崎あおいさんと出席。大泉さんと宮崎さんはドラマ初共演で、同作ではきょうだい役を演じている。大泉さんは「僕が怒って箸を投げつけるシーンがあって(台本では)そこまでだったのに、あおいちゃんがアドリブで箸を投げ返してきて。それが結構な速さで、痛かったなって」と苦笑いしながら振り返った。宮崎さんが「やられっぱなしじゃ……」と言い返すと、大泉さんは「改めて素晴らしい方です」と笑っていた。
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大泉さんは「妹の役を宮崎さんがやるって聞いて、感激しました。すごい女優さんなのでうれしかった。(宮崎さん演じる妹の桃子は)トラック運転手という役で、今までの宮崎さんにはないイメージ。アドリブで僕にやり返す人なので、今までにない宮崎あおいが見られるはず」と見どころを話していた。
宮崎さんは「大泉さんとは15、6年前に映画でご一緒させていただいたのですが、いつも現場を明るくしてくれるムードメーカー」と表現し、「大泉さんはせっかちなタイプなのか、(撮影の)段取りをまとめてくれて、そういうところが好き」と絶賛していた。会見にはプロデューサーの石井ふく子さん、脚本を担当する山田洋次さんも出席した。
「あにいもうと」は、室生犀星の小説が原作。1988年放送の「くもりのちハーレー」(同)以来、30年ぶりに、「渡る世間は鬼ばかり」(同)シリーズの石井プロデューサーと映画「男はつらいよ」シリーズなどの山田さんが脚本を担当しタッグを組む。石井プロデューサーと山田さんは、渥美清さんと倍賞千恵子さんが出演した「あにいもうと」(72年放送)でもタッグを組んでおり、46年ぶりに同作を手掛けることになった。今作では、当時のストーリーにはなかった、もう一つの結末を描くという。
大泉さん、宮崎さんのほか、瀧本美織さん、太賀さん、西原亜希さん、七五三掛(しめかけ)龍也さん、一路真輝さん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、笹野高史さん、波乃久里子さんも出演。監督は清弘誠さんが務める。
物語は、父で棟りょうの忍の下で大工職人として働く兄の赤座伊之助(大泉さん)と、大型トラックの運転手をしている妹の桃子(宮崎さん)を軸に、家族の愛を描く。ある日、桃子が恋人との間にできた子供を流産したと家族に打ち明ける。伊之助は、恋人のことを何一つ話そうとしない桃子に激怒し殴ってしまう。行き過ぎた愛情を迷惑に思う桃子は、翌日、家を出て行ってしまい……という展開。6月25日午後8時から放送。
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