会長 島耕作:スピンオフ「部長 風花凜子の恋」をりょう主演で実写ドラマ化

「会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子の恋」の風花凜子のビジュアル(左)とりょうさん(右)=読売テレビ提供
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「会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子の恋」の風花凜子のビジュアル(左)とりょうさん(右)=読売テレビ提供

 弘兼憲史さんの人気マンガ「会長 島耕作」のスピンオフ「会長 島耕作 特別編 部長 風花凜子(かぜはなりんこ)の恋」が「モーニング」(講談社)で24日発売号から全6回(予定)にわたって掲載されることになり、同スピンオフの実写ドラマも放送されることが10日、分かった。主人公・風花凜子をりょうさんが演じる。ドラマは「島耕作シリーズ35周年企画『部長 風花凜子の恋』会長 島耕作 特別編」と題し、7月に読売テレビ・日本テレビ系の「プラチナイト枠」で2週連続で放送される。りょうさんが連続ドラマに主演するのは、約7年ぶり。

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 島耕作シリーズは、今年連載35周年を迎えた弘兼さんの人気作。「初芝電産」に勤める島が、社内の派閥抗争とは距離を置きながら出世するという団塊世代の“憧れ”が描かれており、島の出世とともに、タイトルは「部長」「取締役」「常務」「専務」「社長」と変更。現在「会長編」がモーニングと電子版「Dモーニング」で連載されている。

 ドラマは、島耕作が会長を務める大手電機メーカー「テコット」の女性部長・風花凜子が主人公。凜子は社内の重要なプロジェクトを任され、異例の若さで執行役員候補にまで上り詰めるキャリアウーマンで、プライベートでは恋人との交際も順調。まさに絶妙な「ワークライフバランス」を実践し、公私ともに順風満帆な人生を謳歌(おうか)していた。しかし、凜子の活躍を快く思わないライバル社員たちは、凜子を失脚させようと画策。さらに、凜子は恋人との関係も悪化し始め……という展開。

 ◇風花凜子役のりょうさんのコメント

 社会進出はおろか差別も根深く残る世の中で、それでもなんとか折り合いをつけてうっすらとした希望を頼りに混沌とした現実の中を働き進む女性たちへ、一人の人間として真っすぐ奮闘する風花凜子の生き様を力強く演じていきたいです。

 ◇原作の弘兼憲史さんのコメント

 久しぶりの映像化をうれしく思います。僕のマンガをどんなふうに料理してくださるのか、ドラマを拝見するのが今から楽しみです。

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