俳優のディーン・フジオカさんが主演する連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第5話が17日、放送される。同話のサブタイトルは「真の悪魔が覚醒」で、予告映像ではモンテ・クリスト・真海(フジオカさん)とすみれ(山本美月さん)が二人きりで会話する場面や「ついに殺(あや)める」というテロップと同時にすみれが首を絞められるシーンが登場する。
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真海は、復讐のターゲットの一人である神楽清(新井浩文さん)の妻・留美(稲森いずみ)と、留美が不倫の果てに産んだ安堂完治(葉山奨之さん)とを結びつけた。真海の次なる一手は入間公平(高橋克典さん)。真海は入間の娘・未蘭(岸井ゆきのさん)の婚約者で、マレーシアに駐在している外務省勤務の出口文矢(尾上寛之さん)を日本に呼び戻して自分の別荘に招待する。日本に帰れたことを喜ぶ出口に、真海は頼みがあると持ちかける。それは入間の父・貞吉(伊武雅刀さん)を殺してほしいというものだった。驚く出口に真海は冗談だと告げるが、入間家は貞吉の莫大(ばくだい)な遺産相続でもめていることを吹き込む。
一方、未蘭は「富永水産」に頼んでおいた魚を取りに行く。守尾信一朗(高杉真宙さん)に会った途端、笑顔が輝く未蘭は、信一朗に貞吉の反対で出口との結婚がなくなったと告げる。未蘭が帰宅すると入間家に出口が来ていた。入間は出口に、貞吉の遺言書について話す。未蘭が出口と結婚したら遺産は全て寄付するというものだが、入間は、それでも未蘭と結婚してほしいと出口に頼む。出口から成り行きを聞いた真海は、出口に「未蘭との結婚前に貞吉を殺して遺産を相続してしまえばいい」「貞吉はかつて人を殺している」と話し出す……というストーリー。
ドラマは、「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」が原作で、現代の日本を舞台にして描かれる。無実の罪を着せられ、異国で15年間投獄された後、素性を隠すため柴門暖から改名したモンテ・クリスト・真海が、“復讐の鬼”と化して、自らを陥れた人間たちに緻密なわなを仕掛け、制裁を下していく……という復讐劇。
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