注目ドラマ紹介:「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」沢村一樹の“月9”初主演作 未然に犯罪防ぐチームの奮闘描く

連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第1話のシーンカット=フジテレビ提供
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連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」第1話のシーンカット=フジテレビ提供

 俳優の沢村一樹さん主演の“月9”ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(フジテレビ系、月曜午後9時)が9日スタートする。女優の上戸彩さんが刑事役を演じた「絶対零度」シリーズの最新作で、シーズン3となる今回は元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村さん)を主人公に、テクノロジーを駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪を予測して捜査する”チームの姿を描く。沢村さんは、今作が“月9”初主演となる。

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 「絶対零度」は、シーズン1(2010年)とシーズン2(2011年)で、上戸さん演じる女性刑事・桜木泉の活躍と成長を描いた。シーズン3となる今回は、「未然犯罪捜査システム」(=ミハンシステム)の実用化プロジェクトという任務を託された元公安のエリート刑事・井沢が、“未然犯罪捜査チーム(ミハン)”と、これから起こる重大犯罪の阻止を目指す。

 ミハンシステムは、日本国民のあらゆる個人情報を解析し、過去の犯罪記録と照らし合わせることによって、AI(人工知能)がこれから起こる重大犯罪、主に殺人を犯す可能性が高い危険人物を割り出すというもの。

 ミハンのメンバーの小田切唯役を本田翼さん、南彦太郎役を柄本時生さん、田村薫役を平田満さん、シーズン2で桜木とバディーを組んでいたが、その後、捜査1課を経てミハンの一員となる山内徹役を「関ジャニ∞」の横山裕さん、ミハンシステムの導入プロジェクトのリーダーとなる東堂定春役を伊藤淳史さんが演じる。

 上戸さん演じる桜木は、特殊捜査班で捜査をしていたが謎の失踪をしたという設定で、物語全体の謎のカギを握る存在として登場するという。

 初回は30分拡大で、武井壮さんがゲスト出演する。井沢は、ある事件がきっかけで、総務部資料課分室への異動を命じられる。実はこの資料課分室には、刑事企画課特別捜査官・東堂を中心に秘密裏に進められてきた重要プロジェクトが託されていた。それは、通称「ミハンシステム」の実用化プロジェクトだった。

 一方、特殊捜査班のメンバーだった山内は、バディーを組んでいた桜木の失踪事件を独自に追っていたが、やがて捜査は行き詰まり、その無力感と警察組織への不信感から上司を殴ってしまい、資料課分室への異動を命じられる。

 ミハンシステムは殺人を犯す危険性のある人物を割り出すが、いつ、どこで、誰を、なぜ殺害するのかまでは分からない。山内は、冤罪(えんざい)を生み出す可能性もあるミハンシステムに対して疑念を抱く。そんな中、“テストケースNo.5”の危険人物が割り出される……というストーリー。

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