半分、青い。:18歳・永野芽郁をCP絶賛 北川悦吏子描く“人生の縮図”体現「本当にすごかった」 

NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインの鈴愛を演じた永野芽郁さん (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインの鈴愛を演じた永野芽郁さん (C)NHK

 女優の永野芽郁さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」が17日、クランクアップを迎えた。制作統括の勝田夏子チーフプロデューサー(CP)は、「永野芽郁さん、あなたは本当にすごかった。18歳の女の子が、一人の女性の波瀾(はらん)万丈な40年の悲喜こもごもを、たった10カ月で体験しながら、リアルに演じきってくれました」と昨年11月に岐阜県恵那市で撮影を開始してから約10カ月にわたってヒロインの楡野鈴愛(にれの・すずめ)を演じてきた永野さんを絶賛した。

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 さらに勝田CPは「(脚本家)北川悦吏子さんが描く『半分、青い。』の世界は、正に人生の縮図です」といい、「全てのキャスト、スタッフが、自分の来し方行く末と照らし合わせながら、心を込めて取り組んでくれたと思います。皆さん、お疲れ様でした」とねぎらいの言葉。「そして何よりも、番組をご覧くださっている視聴者の皆様。いつもご声援ありがとうございます。鈴愛たちの人生の冒険も、いよいよラストスパートです。転んでは行く手を見失い、それでも立ち上がって前に進みながら、一体どこにたどり着いていくのか。どうぞ最後までお見守りください!」と視聴者に呼びかけた。

 「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける物語。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定し、最終回は9月29日に放送される。

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