西郷どん:第34回「将軍慶喜」 慶喜が危険な取引? 吉之助、武力討幕を決意!

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第34回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第34回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第34回「将軍慶喜」が9日放送される(総合・午後8時ほか)。慶応2(1866)年、ついに第二次長州征伐が始まるも、戦の最中に将軍の徳川家茂(勧修寺保都さん)が病で他界。慶喜(松田翔太さん)は、大方の予想を覆して第15代将軍の座に就くも、フランスから危険な取引を持ちかけられ……。

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 家茂が21歳の若さで亡くなり、「将軍慶喜」が誕生する。間もなく孝明天皇(中村児太郎さん)が崩御。吉之助(鈴木さん)と一蔵(瑛太さん)は、朝廷と幕府を引き離す好機と考え、公家の岩倉(笑福亭鶴瓶さん)と共に有力藩主たちで四侯会議を開き、慶喜をけん制しようとするが、うまくあしらわれてしまう。

 慶喜はフランス公使ロッシュと結び軍事支援を取り付ける。その裏側に危険な取引があることを知った吉之助は、ついに武力討幕を決意する。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。

 第33回「糸の誓い」は、京の旅籠(はたご)・寺田屋で襲われた坂本龍馬(小栗旬さん)の身を案じた吉之助は、龍馬と妻のお龍(水川あさみさん)を薩摩の西郷家に連れ帰る。吉之助とまだ夫婦らしい時間を過ごせていない糸(黒木華さん)は、龍馬とお龍の大胆な行動に驚かされる一方、お龍の龍馬への真っすぐな愛に心を動かされる。幕府が第二次長州征伐に動き出す中、薩摩藩はイギリス公使のパークス(セイン・カミュさん)を迎える……という展開だった。

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