人魚の眠る家:主題歌は絢香の書き下ろし新曲 篠原涼子が娘に包丁振り上げ… 最新予告解禁

映画「人魚の眠る家」本ポスタービジュアル (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
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映画「人魚の眠る家」本ポスタービジュアル (C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会

 女優の篠原涼子さん主演で、東野圭吾さんのベストセラー小説を映画化する「人魚の眠る家」(堤幸彦監督、11月16日公開)の主題歌を、歌手の絢香さんが担当することが21日、分かった。主題歌は書き下ろしの新曲「あいことば」で、同曲の一部を収録した映画の最新予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。

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 絢香さんは「原作と台本を読んでいると、言葉とメロディーが私の中で止めどなくあふれてきて、読み終える頃に『あいことば』は形を成していました」といい、「本当に素晴らしい作品の一部となれたこと、この楽曲を生み出すキッカケをくださったことに感謝しています。『あいことば』は私の作曲家としてのキャリアの中で、特別に誇れる一曲となりました」と思いを明かしている。

 また、篠原さんは主題歌「あいことば」について、「初めて聴いた時に、ここまで作品に寄り添ってくれる歌があるのか、と震えました。物語の結末を優しく見守り、送り出してくれるような『あいことば』。映画をご覧になる方は本編で泣いて、最後にこの曲でもう1回泣けると思います」と語っている。

 2人の子供を持つ薫子(篠原さん)と会社を経営する夫・和昌(西島秀俊さん)は別居状態で、娘の小学校受験が終わったら離婚することになっていた。ある日、娘がプールで溺れて意識不明になり、回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか……究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく……という物語。

 最新予告映像は、薫子と和昌の夫婦が、意識のない娘がいつか目覚める日を信じ、下した決断と“禁断の技術”がうかがえるような内容で、薫子が眠り続ける娘に向かって包丁を振り上げる姿が映し出されている。

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