荻野目慶子:料亭の仲居を“怪演” 木村佳乃主演ドラマに出演

11月スタートの連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演する荻野目慶子さん=テレビ朝日提供
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11月スタートの連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演する荻野目慶子さん=テレビ朝日提供

 女優の荻野目慶子さんが、木村佳乃さんが主演する11月10日スタートのテレビ朝日系の連続ドラマ「あなたには渡さない」に出演することが5日、明らかになった。荻野目さんは、木村さんが演じる上島通子の夫・旬平(萩原聖人さん)が板長を務める料亭「花ずみ」の仲居・堀口八重を演じる。

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 ドラマは、1996年に出版された故・連城三紀彦さんの小説「隠れ菊」を現代版にリメーク。上島通子(木村さん)は、料亭「花ずみ」の御曹司で板長を務める夫・旬平の元に嫁ぎ、専業主婦として長年を家庭を守ってきたが、そんな彼女の前に、旬平の愛人と名乗る女性、矢萩多衣(水野美紀さん)が出現。旬平の署名入りの離婚届を突きつけられ、さらに料亭が倒産寸前だと明かされる。通子はどん底の思いをしながらも、多衣に旬平との婚姻届を6000万円で買い取ってもらい、自らが女将(おかみ)となって料亭を立て直すことを決意する……という展開。

 荻野目さん演じる八重は、旬平の母親で通子の姑(しゅうとめ)でもあるキクが料亭の女将だったころから仲居として働いており、キク亡き後は女将代理も務めていた女性。通子が女将となった後も料亭に残り、通子らを巡る愛憎劇をさらにかき回す役どころとなるという。荻野目さんは「連城三紀彦さんの小説を初めて読み、予測のつかない展開に引き込まれました。この、生きるプライドを懸けた女性の闘いは、激しいけれども潔い。その息遣いを感じてみたいと思いました」とコメントを寄せている。

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