渡部豪太:「西郷どん」で1年間撮影も衣装はわずか3着 秘話も披露

NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した渡部豪太さん
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NHK大河ドラマ「西郷どん」トークショーに登場した渡部豪太さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、西郷家の次男・吉二郎役で出演している渡部豪太さんが8日、東京都内で行われたトークショーに登場。すでに撮影を終えているという渡部さんは、約1年間の撮影を通して衣装が3着だったこと明かすと、「これはどうなのかと申しますと、とても少ないです(笑い)。1年間撮影していて3着目のお着物をようやく最後の(撮影の)日に着させてもらいました。物持ちがいいんです」とアピールをした。

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 また撮影中に着用していた袴の一つは、渡部さんが知り合いの女性から父親の遺品として譲り受けたものを、NHKの衣装部が“お直し”して使用し、この日は会場にも展示された。

 「女性に『あなた着物、着るでしょう』っていただいたんですけど、ちょっと丈が足りなくて。最初はお返ししようと思ったんですけど、その女性から『NHKの衣装部さんに引き取っていただいて』って言われて。ボクがその旨を衣装部さんに伝えたら、喜んで受け取って。袴に当て布をし、吉二郎の衣装にしてくださったんです」とエピソードを披露。さらに「いろいろなスタッフのいろいろな思いと、いろいろな力が『西郷どん』には詰まっていて、皆さんに伝えることができてうれしい」と笑顔を見せていた。
 
 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。西郷は斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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