西郷どん:第38回「傷だらけの維新」視聴率10.2% 吉二郎、死す… “革命編”完結

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第38回「傷だらけの維新」が14日に放送され、平均視聴率は10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。初の1桁台となった先週第37回の9.9%から0.3ポイント回復。ドラマは第38回で通称・革命編が完結し、来週の第39回「父、西郷隆盛」から最終章に突入する。

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 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第38回「傷だらけの維新」は、江戸無血開城後も旧幕臣や浪士の抵抗は続き、戦火は拡大。苦境に立たされた新政府軍は、薩摩藩に援軍を要請する。討伐軍を編成するため、帰郷した吉之助(鈴木さん)に、西郷家の次男の吉二郎(渡部豪太さん)は「自分も戦働きがしたい……」と訴える。ほどなくして吉二郎は信吾(錦戸亮さん)らとともに越後へ出立。戦場では、長岡藩が導入した新式の武器により新政府軍に多くの死傷者が出る中、さらなる悲劇が起こる……という展開だった。

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