阿川佐和子:「陸王」で助演女優賞に驚き キャスティング時には原作者・池井戸潤も…

「東京ドラマアウォード2018」の授賞式に出席した阿川佐和子さん
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「東京ドラマアウォード2018」の授賞式に出席した阿川佐和子さん

 エッセイストの阿川佐和子さんが25日、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2018」の授賞式後に出席。連続ドラマ「陸王」(TBS)で「こはぜ屋」の縫製課の女性陣を束ねる元気一杯のおばさん・正岡あけみ役を演じ、助演女優賞を受賞した阿川さんは「何事が起こったのかとびっくりしておりまして」と驚きを表現。「原作者の池井戸潤さんはゴルフ友達なんですが、『自分の原作のドラマのたくさんのキャスティングを見てきたけど、阿川さんのキャスティングを見たときは一番びっくりして、大丈夫か?と思った』そうで」と笑いながら池井戸さんとのエピソードを語った。

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 阿川さんは授賞式後の会見で「みなさん間違ったんじゃないかと……信じられない状態で、どう受け止めていいか分かりませんが、ありがとうございます」と冗談を交えて喜びを語った。「職人の仕事の集合体が一つずつ積み重なってできていくところに、仲間として参加できたことが楽しかったです。貴重な経験でした」と振り返った。

 「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で11回目。17年7月~18年6月に放送されたドラマが対象。作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに「おっさんずラブ」(テレビ朝日系)が選ばれ、同作の田中圭さんが主演男優賞、吉田鋼太郎さんが助演男優賞を受賞した。また「アンナチュラル」(TBS系)の石原さとみさんが主演女優賞受賞。単発ドラマ部門の作品賞は、宮崎あおいさん主演で、葛飾北斎の娘・お栄の半生を描いた「眩(くらら)~北斎の娘~」(NHK)がグランプリに輝いた。

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