陸王:最終回視聴率は20.5% 自己最高で有終の美

連続ドラマ「陸王」の舞台あいさつに登場した(左から)山崎賢人さん、役所広司さん、竹内涼真さん
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連続ドラマ「陸王」の舞台あいさつに登場した(左から)山崎賢人さん、役所広司さん、竹内涼真さん

 俳優の役所広司さん主演で、人気作家・池井戸潤さんの小説を実写化した連続ドラマ「陸王」(TBS系、日曜午後9時)の最終回が24日に25分拡大で放送され、平均視聴率は20.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。第8話の17.5%(同)を上回って自己最高を更新し、初の大台突破で有終の美を飾った。

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 「陸王」は、池井戸さんの同名小説(集英社)が原作。資金繰りに苦しむ老舗の足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、足袋製造の技術を生かしたランニングシューズ「陸王」を開発して世界的なスポーツブランドと争う……という内容。池井戸さん原作の連続ドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」と同じ「日曜劇場」枠で、山崎賢人さんや竹内涼真さんら旬の若手俳優をはじめ、上白石萌音さん、風間俊介さん、ピエール瀧さん、阿川佐和子さん、檀ふみさん、寺尾聰さんら豪華キャストが出演した。

 最終回は、陸王のカギとなっている素材「シルクレイ」のため、こはぜ屋買収をもくろむ御園(松岡修造さん)だったが、宮沢(役所さん)から買収ではなく業務提携を持ち出されたため、両社の交渉は決裂する。だが御園は陸王に可能性を感じ、5年の期限付き融資を申し出る。

 一方、ランナーの茂木(竹内さん)は、ライバル・毛塚(佐野岳さん)とのリベンジに挑むため、本意でないもののアトランティスのシューズを履いて、豊橋国際マラソンに出場しようとする。そんな茂木に大地(山崎さん)と村野(市川右團次さん)は、陸王を届ける……というストーリーだった。

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