宮坂香帆さんの人気コミックを実写化する映画「10万分の1」で、ダンス・ボーカルグループ「EXILE」「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の白濱亜嵐(あらん)さんと女優の平祐奈さんがダブル主演を務めることが、26日、分かった。白濱さんは“モテ男子”の高校生・桐谷蓮を、平さんは難病におかされる女子高生・桜木莉乃を演じる。
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映画は、少女マンガ誌「Cheese!(チーズ!)」(小学館)で連載された宮坂さんの同名マンガが原作。剣道部所属のスポーツマンでイケメンのモテ男子の蓮と、剣道部のマネジャーの莉乃は、中学からの仲良しグループのメンバー。互いに意識していたが、自分の性格も身体も好きになれない莉乃は、モテる蓮に気後れしてばかり。しかし蓮からの思いがけない告白を受け、ついに2人は付き合い始める。楽しい日々を過ごしていたが、やがてALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病により、莉乃の体に異変が起きはじめて……というストーリー。
「旅猫リポート」「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」などの三木康一郎監督がメガホンをとる。2019年公開。
今回僕が演じる桐谷蓮は部活に仲間に恋にと、全ての学生生活に対して全力で真っすぐなキャラクターだと感じています。その中でも特に莉乃への愛情は強く、その莉乃への想いをしっかりとスクリーンを通しても伝えられるように努力していきたいと思います!公開を楽しみにしていてください!!
今回、桜木莉乃役をさせていただけること、いろんな不安もありますが、また新たな挑戦に楽しみでもあります。元々、原作が大好きで読んでいたので、莉乃になれるということはとても光栄に思います。難病という大きな悩みを抱え、いろんな感情との葛藤がありますが、17歳の女の子の真っすぐな想いを丁寧に伝えられるよう、全身全霊で頑張ります。
こうして公式に発表できてホッとしています。
莉乃や蓮、比名瀬に千紘達が役者さんたちによって新たに命が吹き込まれることが今から楽しみで仕方ありません。
まだどんな映像作品になるかは想像がつきませんが、俳優さんをはじめ、映像化に関わってくださる多くの方が「10万分の1」の世界に対して真摯に向き合ってくださっているので、一観客として完成の日を待ちたいと思います。
原作を読み、ALSという病気に向き合って闘っていく若い2人の姿に心動かされました。今回、そんな原作を映像化するにあたってまず考えたのはリアリティーです。原作の淡い部分や、青春の要素をしっかり踏まえながらも、やはり病気と向かう心を深く、そして繊細に描いていきたいと思っています。現在ALSという病気と闘っていらっしゃる方々に胸を張って見ていただける作品にしたい。そして、少しでも彼らのチカラになる作品にしたい。そんな気持ちで撮影に臨んでいます。今回、映画10万分の1で、少しでもたくさんの人にALSという病気を知ってもらい、少しでも社会の理解が増えることを願っています。
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