常盤貴子:19年ぶり「日曜劇場」主演へ 米国人気ドラマのリメークで弁護士に

2019年1月スタートの連続ドラマ「グッドワイフ」で主演を務める常盤貴子さん =TBS提供
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2019年1月スタートの連続ドラマ「グッドワイフ」で主演を務める常盤貴子さん =TBS提供

 女優の常盤貴子さんが、TBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で2019年1月から放送される連続ドラマ「グッドワイフ」で主演を務めることが5日、分かった。常盤さんが同枠で主演を務めるのは、2000年に放送され、社会現象を巻き起こした「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」以来、約19年ぶり。常盤さんは「『ただいま』と帰ってきた感じがあります」「また新人女優として頑張ります! というすがすがしい気持ちでもあります」と語っている。

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 また小泉孝太郎さん、吉田鋼太郎さん、滝藤賢一さん、水原希子さん、北村匠海さん、賀来千香子さんが出演することも発表された。

 ドラマは、映画「エイリアン」「ブレードランナー」などで知られるリドリー・スコット監督が製作総指揮を務めた米国の人気連続ドラマ「The Good Wife」をリメークする。「The Good Wife」は、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデングローブ賞などを多数受賞した。韓国でリメークされ、19年にロシアでリメークされることも決定している。

 常盤さんは「グッドワイフ」で、16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見杏子(はすみ・きょうこ)を演じる。出産を機に弁護士をやめて専業主婦として生活していた杏子だが、東京地検特捜部長でエリート検事の夫が汚職事件で逮捕される。さらに夫の女性スキャンダルが明らかになり、生活は一変。子供を守るため、弁護士に復帰するが、世間から向けられる好奇の目やブランクによって悪戦苦闘し、弁護士として、人として成長していく。困難に果敢に立ち向かっていく姿を、鋭く、ユーモラスに描くという。

 小泉さんは杏子と同期の弁護士で、杏子を神山多田法律事務所に雇い入れる多田征大を演じ、吉田さんは杏子の夫に代わり東京地検特捜部長となった脇坂博道、滝藤さんは杏子の夫の部下だった特捜部員・佐々木達也、水原さんは神山多田法律事務所のパラリーガルの円香みちる、北村さんは新人弁護士の朝飛光太郎、賀来さんが多田とともに神山多田法律事務所の共同代表を務める神山佳恵を演じる。

 日曜劇場で放送されたドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の瀬戸口克陽さんと東仲恵吾さんがプロデューサーを務める。脚本は篠崎絵里子さんが担当。演出は「アンナチュラル」(同局系)などの塚原あゆ子さんが担当する。

 常盤さんのコメントは以下の通り。

 --19年ぶりに日曜劇場に主演として戻ってこられた意気込みをお願いします。

 自分では19年もたった気がしないのですが、元々私はTBSに育てていただいたようなものなので、「ただいま」と帰ってきた感じがあります。でも久しぶりだからこそ変わったと感じる部分もたくさんあると思うので、これからが楽しみでもあり、また新人女優として頑張ります!というすがすがしい気持ちでもあります。

 --今回のドラマ「グッドワイフ」の見どころは?

 普通に子供を育て、夫を支えてきた主婦が、夫のスキャンダルによって、16年ぶりに弁護士に復帰することになります。彼女の立ち向かっていく姿が爽快なドラマです。

 --今回演じる杏子の役柄について。

 普通の主婦だった女性が弁護士に復帰することになるのですが、(私が演じる杏子は)本当に普通の主婦だと思うんです。でもだからこそ、子供たちを守るという母親としての思いや、夫を支えるという思い、そういうものも普通に兼ね備えているし、特別変わったことをするような弁護士ではないと思っています。

 --視聴者へメッセージをお願いします。

 杏子同様、私も久しぶりにこの日曜劇場に主演で帰ってきて、やる気に燃えています。しかも個性豊かなすてきな俳優さんたちとの共演は、楽しみで仕方ありません。全ての出演者が主役のようなドラマで、いろんなストーリーにあふれています。その中にはきっと見ている方々の生活に関係してくるような裁判やストーリーが出てくるので、「これは使える!」とか、「まさに今自分に起こった状況だ!」と思えることもあると思います(安心してください。解決していきます!)。このドラマを見て、前向きな気持ちになっていただけたらと思います。

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