岡田結実:「私のおじさん」で連ドラ初主演 妖精役の遠藤憲一とタッグ

連続ドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」に出演する(右から)遠藤憲一さん、岡田結実さん、城田優さん =テレビ朝日提供
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連続ドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」に出演する(右から)遠藤憲一さん、岡田結実さん、城田優さん =テレビ朝日提供

 タレントでモデルの岡田結実さんが、2019年1月スタートのテレビ朝日の金曜ナイトドラマ「私のおじさん~WATAOJI~」で主演することが23日、明らかになった。今作で連ドラ初主演を果たす。岡田さんは、テレビ番組制作会社の新人ADを演じ、“妖精のおじさん”役の遠藤憲一さんとタッグを組む、社会派コメディー作品となる。

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 ドラマは、失恋と失業でヤケクソになった一ノ瀬ひかり(岡田さん)が、超過酷なロケで有名なバラエティー番組の制作会社に就職。AD生活を送っていると、「妖精」を名乗る等身大のおじさん(遠藤さん)が現れる。おじさんの姿はひかりにしか見えず、ひかりが口に出せない心の声や本音、愚痴をズバズバと口に出し。ひかりとおじさんの、珍妙なお仕事ライフが展開される……という内容。

 バラエティー番組のディレクターで面白いものを作るために妥協しない熱血漢の千葉迅役で、城田優さんが出演する。「私のおじさん~WATAOJI~」は毎週金曜午後11時15分放送。

 岡田さん、遠藤さん、城田さんのコメントは以下の通り。

 ◇一ノ瀬ひかり役・岡田結実さんのコメント

 最初に台本を読んだときに、まず思ったのは「え、妖精? 妖精ってなんだろう」ということでした(笑い)。そしてその妖精を遠藤憲一さんが演じられるということを聞いて、そのギャップに「なんて可愛らしいんだろう!」とワクワクしました。私だけでなく、きっと皆さんも心の中に抱えているかもしれない“不満”や“思い”を代弁してくれるという、心に寄り添ってくれるような作品になるのではないかと思います。

 私自身は思っていることはすぐ口に出してしまうような性格なのですが、ひかりは私とは逆で、思っていることや言いたいことを心の奥にしまって、なんでも「はい」って言ってしまうような子。ただ、その中に秘めた意志の強さは通じるものがあるなと感じました。私は普段、バラエティー番組に出させていただくことが多いのですが、「ここでこういうコメントが言いたい!」って思っても、「スベったらどうしよう」とビビってしまって言いたいことが言えないことがあるんです。我が家はスベってもいい家系のはずなんですけどね(笑い)。そういうときに横からいいタイミングでささやいてくれるような妖精のおじさんがいたらうれしいなあと思います!

 まだまだ未熟者で、突っ走っていくことしかできないのですが、仕事で疲れた金曜日に息抜きをできるような、そして「よし、また月曜日からも頑張ろう!」と思えるような、そんな前向きな気持ちになれるドラマになるといいなと思っています。頑張りますので、よろしくお願いします!

 ◇おじさん役・遠藤憲一さんのコメント

 妖精の役だと聞いて「おおっ?」と思い、だけどおじさんの役だと聞いて「よっしゃ!」と思いました(笑い)。“ただの妖精”は難しそうだけど“おじさんの妖精”っていうのは面白そうだなと、うれしい気持ちでお受けしたんです。

 僕は普段仕事では、何か言いたいことがあっても言えないといったようなことはないんですけど、帰りのコンビニとかできれいな店員さんに出会うことがたまにあるんですよ。そういうときに、いきなり「きれいですね」なんて話しかけたら怪しまれちゃうだろうから、そういうことを代弁してくれる人がいたらありがたいかなあ……(笑い)。

 結実ちゃんはバラエティー番組でもたくさん目にしますし、まだ18歳だけどとっても大人に見えます。そんな結実ちゃんの第2段階、“女優としての岡田結実ちゃん”がどんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしていてください。僕たちも精いっぱい、頑張ります!

 ◇千葉迅役・城田優さんのコメント

 遠藤憲一さんが妖精役だと聞き、それだけで面白そうだなって思ったんです! さっそく3人でちょこっと撮影をしましたが、「これは撮影の時、笑いをこらえるのが大変だな」という予感がしました。しかも“ひかり以外の人間には妖精のおじさんは見えていない”という設定なので、見えていない側の僕らのお芝居は、より難しいぞ……と思いつつ、お芝居の掛け合いはとても楽しいものになる予感がしています。今から思案しながら台本を読んでいます。

 僕が演じる千葉という男は、仕事には熱く真面目で、揺るがない信念を持っているのですが、いかんせん女にはだらしないという、プロデューサーの言葉を借りると“クソヤロウ”らしいです(笑い)。僕も割と立場関係なく、自分の言いたいことは言ってしまうタイプなので心にため込むということはないのですが、生放送のときなどに「今、僕がこの人の頭をひっぱたいたりしたらどうなるんだろう」とか「いきなり暴言吐いたらどうなるんだろう」なんて考えたりもするんです(笑い)。そういうのを代弁してくれるような人がいたら、面白いですよね。

 この作品が週の終わりの金曜日の疲れた心を癒やし、皆さんの週末をさらに楽しいものにできたらいいなと思います。妖精のおじさんと現実社会の間で板ばさみになっている新入社員が、どう翻弄(ほんろう)され、どう成長していくのか、最後まで楽しみに見ていただけたらと思います。

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