岡田准一&妻夫木聡:“鬼監督”中島哲也から演出してもらえず 「男優に興味ない」

映画「来る」初日舞台あいさつに登場した岡田准一さん(左)と妻夫木聡さん
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映画「来る」初日舞台あいさつに登場した岡田准一さん(左)と妻夫木聡さん

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが7日、東京都内で開かれた主演映画「来る」の初日舞台あいさつに、妻夫木聡さん、中島哲也監督らと登場。撮影現場の厳しい態度で知られる中島監督だが、今回が3作目の中島作品出演となった妻夫木さんが「『渇き』の時は『面白いやつ』『別なやつ』って雑な演出。今回はわりと演出してもらって……」とぼやくと、中島監督は「基本的に男優に興味ないんですよ。岡田君にも青木(崇高)君にも妻夫木君にも、ほぼしゃべっていません。男は見ていて、面白くないですよね」と明かし、周囲を笑わせていた。

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 中島監督は「いつも僕が言うのは妻夫木君に『芝居が軽すぎる』、岡田君には『芝居が重すぎる』。やっているうちに飽きちゃうんですよね」と話し、続けて「全然タイプの違う2人だし、芝居の考えも違うからどういう掛け合いをするかって思っていたんですけど、すごく刺激的。これからもバディームービーやればいいじゃんって思いました」と明かした。岡田さんが中島監督に「撮ってくれますか?」と質問すると、「僕はやりませんけど、男優には興味ないから」と返答していた。

 この日は黒木華さん、小松菜奈さん、青木崇高さん、松たか子さんも参加した。

  映画は、2015年の「第22回日本ホラー小説大賞」を獲得した澤村伊智さんの小説「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)が原作。オカルトライター・野崎(岡田さん)の元に相談者・田原(妻夫木さん)が訪れた。田原は、最近身の回りで怪異な出来事が連続しており、妻・香奈(黒木さん)と幼い一人娘に危害が及ぶことを恐れているという。野崎は、霊媒師の血をひくキャバ嬢・真琴(小松さん)と共に調査を始めるのだが、田原家に憑(つ)いている「何か」は、想像をはるかに超えて強力なものだった……という展開。

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