紅白リハ:10度目出場の嵐 “平成最後”は「濃さで勝負」「優勝旗を翔さんに」

「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場した「嵐」
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「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場した「嵐」

 人気グループ「」が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに登場。今年が10度目の出場となる嵐は、白組のラストで「嵐×紅白スペシャルメドレー」を披露する。二宮和也さんは「平成30年、平成最後なんですが、僕らは10年。もっと長い時間携わっていた先輩もいらっしゃる中で大トリ。長く関わってきた時間より、濃さで勝負したい。白組が勝って、優勝旗を翔さんに持ってもらいたい」と語ると、大野智さんも「平成で一生忘れないだろうなと思います。何かを届けられたら。やっぱり勝ちたいですね」と白組の優勝に意欲を見せた。

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 2度目の“大トリ”となることについて、白組司会も務める櫻井翔さんは「大トリだからといって何か変わることはないですが、いろいろな人から連絡が来ました。改めてすごいことなんだなと痛感しました。僕が司会をさせていただくときに大トリというのは光栄だなと思いました」とコメント。2016年の紅白で白組司会を務めている相葉雅紀さんは「(櫻井さんの肩を持って)頑張ってね」と笑顔を見せ、櫻井さんは「すごい先輩風。強風」と苦笑いだった。

 平成最後の紅白となるが、松本潤さんは「いろいろな災害があった平成の中では、今なお頑張っている方たちがたくさんいると思うので、その皆さんの今の気持ちを、自分たちを通して知ってもらえたらなと思います。未来へと向かうパワーが伝わるステージになったらいいなと思っています」とコメント。櫻井さんも「大変な思いをされている皆さんに明日へ向かうエールを送りたい」と意気込んだ。

 また、松本さんは「(嵐は)10周年の時から出させていただいている。今回はキンプリ(King & Prince)が初めてじゃないですか。自分たちが初めての時のことを思い出しますね。僕たちはすごく緊張していたので、そのときの司会の中居(正広)君がフォローしてくれたことを思い出します」と語り、櫻井さんも「(キンプリへの)力添えはできる限りしたいなと思っています。どこまでできるか分からないですが、会って話はしてます。今日もこれから話します」と先輩らしく語っていた。
 
 「第69回NHK紅白歌合戦」は、白組司会を櫻井さん、紅組司会を女優の広瀬すずさんが担当。総合司会は、2年連続となるお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが同局の桑子真帆アナウンサーと共に務める。NHK総合ほかで12月31日午後7時15分~同11時45分(途中ニュースで中断あり)に放送される。

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